窓口支援事例
野菜ダイニング菜宴
海外展開

マヨネーズ付加価値向上で海外販路拡大

企業情報

所在地
奈良県奈良市
ホームページ URL
https://kahx500.gorp.jp/
設立年
2001年
業 種
宿泊・飲食業
従業員数
5人
資本金
-

企業紹介

 当社は、「一度の食事で沢山野菜を」をコンセプトに掲げ、2001年より近鉄奈良駅前で創作料理の提供を行ってきました。お店の運営の傍らで、もっとおいしく野菜を召し上がっていただこうと、味変マヨネーズ「海老三郎」を開発。特許出願をきっかけに海外からのオファーもあり、マヨネーズの販路開拓を進めています。

相談のきっかけ

 同社は、海老マヨネーズ「海老三郎」の開発を進めており、既に基本的な特許出願、日本での上市等を行っていました。地方発明表彰について教えてほしいとのINPIT奈良県知財総合支援窓口への相談をきっかけとして今回の相談が始まりました。同社は、展示会で知り合った韓国企業に対して当該マヨネーズに関する技術提供を検討しており、開発品の特許出願とその海外展開について継続して相談を行いました。

支援概要

 開発した海老マヨネーズの添加材料について、公益財団法人奈良県産業振興センター(近藤千尋様)と連携して粒度分布測定を実施し、基本的な技術確立を図るとともに、専門家(山田茂樹弁理士)を活用し、その製造方法に関する特許出願の助言を行いました。
 また、独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)奈良事務所(田端一善様)と連携して海外展開に関する基礎事項の助言を行うとともに、国際契約の専門家(小林和弘弁護士)に相談し、韓国企業との秘密保持契約書作成・ライセンス契約書作成(日本文、英文)に関する助言を行いました。
 アメリカへの展開については、専門家(峰松義博様)を活用し、FDA認可手続に関する助言を行いました。さらに、新たに開発した唐辛子マヨネーズの商標登録出願に係る支援を実施しました。

支援成果

 同社は、海老マヨネーズの添加材料とその処理方法を新たに開発し、その製造方法に関する特許出願を行いました(特許第7644523号)。その特許技術をベースとしたマヨネーズ製造方法に関する技術を確立することができ、韓国企業と秘密保持契約及びライセンス契約を締結することができました。これにより韓国にて当該マヨネーズが上市され、韓国への販路拡大とライセンス収入による売上げ向上を図ることができました。
 また、同社は、アメリカへのサンプル輸出を検討しており、FDA認可手続きを行い、ビッグマーケットへの販路拡大を検討しています。さらに同社は、新たに開発した唐辛子マヨネーズ「チリビアン」の商標登録出願を行い(商願2025-149125)、クラウドファンディング等を実施し、さらなる売上げ向上を図りました。これらの取り組みにより、マヨネーズの売上は約50%向上しました。

企業コメント

 商標と特許について丁寧にご指導いただき、これまでに特許2件と商標4件の権利化を図りました。また、契約書作成、海外事業展開等についてもご指導いただき、大変心強かったです。特許を新たに出願した味変マヨネーズ「海老三郎」の事業を拡大するとともに、今後更に知財権を活用して事業活動を進めていきます。

窓口担当者コメント

 野菜料理に対する卓越した知見と地道な開発に基づく知財権の取得が、同社の経営進展につながったと拝察します。更なる知財経営の実践により、マヨネーズ事業がより一層進展するよう継続して支援を行っていきます。 (篠田 英穗)

マヨネーズ付加価値向上で海外販路拡大(147.2 KB)

このページを印刷する

掲載年月日:2026年2月24日

トップに戻る
  • 特許庁
  • 経済産業省
  • 独立行政法人
  • 知的財産相談・支援ポータルサイト
  • よろず支援拠点