窓口支援事例
株式会社吉光工業
特許商標海外展開

屋根から壁に! 越前瓦と織物の新しい融合

企業情報

所在地
福井県福井市
ホームページ URL
https://4432.co.jp/
設立年
1974年
業 種
建設業
従業員数
10人
資本金
1,000万円

企業紹介

 当社は、屋根・外壁・雨樋など建物の外回りに関する工事を幅広く手掛ける専門工事業者です。特に屋根工事や建築板金の分野では、全員が建築板金技能士の国家資格を取得し、確かな技術力とチームワークの良さを強みに、数多くの現場を手掛けてきました。瓦も金属も扱う私たちの仕事のやりがいは、自分が携わった建物が街の風景として残っていくことです。

相談のきっかけ

 「越前瓦を細長いアーチ状に成形しそれらを多数組み合わせて織物のように見たてた外壁材を開発し、商品名を『Woven Ceramic』と決めたので商標出願についてアドバイスしてほしい。」と、INPIT福井県知財総合支援窓口に来られました。
 ヒアリングの結果、海外展開も視野に入れて計画しているがどのように進めたらよいか悩んでいることが分かり、これらの課題解決を目標に支援を開始しました。

支援概要

 『Woven Ceramic』の商標出願と登録について助言を行いました。
相談開始時、特許は国内に1件出願していましたが、既に公開済みで海外には出願できないため、INPIT-KANSAIの知財戦略エキスパートのアドバイスと当窓口の弁理士の支援により、海外を見据えた特許を出願することにしました。
 さらに、将来、海外で施工を行う業者とのライセンス契約を見据え、INPIT-KANSAIの知財戦略エキスパートを再度派遣し、契約する際の注意点や基本的な考え方について支援を行いました。2026年春以降にライセンス契約の具体的な進展がある見込みのため、ライセンス契約締結に向けて再び知財戦略エキスパートを派遣する予定です。

支援成果

 商標『Woven Ceramic』は日本(商標登録第6362656号)とイギリスで登録になりました。海外用に出願した特許は日本で登録することができ(特許第7772374号)、PCTを通じてアメリカとベトナムにも出願中です。
 建築資材『Woven Ceramic』は国内で販売を開始し、福井駅前再開発事業施設や芦原温泉等の商業店舗の改修工事など福井県内の他、東京・GINZA SIX内の企業に採用されるなど、県を超えて少しずつ採用例が増えてきています。
 製品を実際に見学できる施設として『Woven Ceramic』を施した当社社屋を完成させ、県外デザイン事務所が視察に訪れたりしています。また福井県のフランス販路開拓支援事業にも選定され、海外デザイナーの意見も聞いて参考にしています。

企業コメント

 全くの素人に対して親切丁寧に教えていただき、商標登録や特許出願をスムーズに進めることができました。今後はINPIT-KANSAIの知財戦略エキスパートのアドバイスを受けながら、知財をいかした会社経営と、販路拡大につなげていきたいと思います。

窓口担当者コメント

 『Woven Ceramic』にかける当社の情熱を感じることができ、おのずと支援にも力が入りました。今後も、海外での販路開拓やライセンス契約などにかかわりながら、支援していきたいと思います。 (太刀内 晃紀)

屋根から壁に! 越前瓦と織物の新しい融合(159.7 KB)

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掲載年月日:2026年2月25日

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