窓口支援事例
安心・安全・信頼を可視化する技術
企業情報
- 所在地
- 大阪府大阪市
- ホームページ URL
-
https://kobata.co.jp/
- 設立年
- 1909年
- 業 種
- 製造業
- 従業員数
- 15人
- 資本金
- 4,875万円
企業紹介
当社は、1909年に創業した大阪市の大正区に拠点を置く老舗の圧力計メーカーです。蒸気機関車用圧力計の製造から始まった高い技術力を強みに、現在は船舶やプラント、医療用など多岐にわたる精密機器を開発しています。近年はDX圧力計「Salta®(サルタ)」や「呼吸筋力測定器」など、伝統技術と最新のデジタル技術を融合させた新領域にも注力しており、DXを推進する町工場として国内外から高く評価されています。
相談のきっかけ
2018年より前任の支援担当者から知財支援がスタートし、同社が運営するGarageTaisho(ガレージ大正)とINPIT大阪府知財総合支援窓口による臨時窓口を開設しました。近隣の中小企業等からの知財相談を受け付けるとともに、同社の後付けIoTセンサユニット「Salta®(サルタ)」の知財戦略から、「呼吸筋力測定器」の知財戦略等の支援を行ったのがきっかけです。
支援概要
後付けIoTセンサユニット「Salta®(サルタ)」に関する国内外特許(US9934458等6か国)や意匠登録第1775836号、「Salta」の国内外の商標登録(商標登録第6759798号)等の知財戦略に関する助言を弁理士等の専門家と行いました。
また、自社の今後の事業展開については、ブランド専門家とともに経営デザインシートやBen’sメソッドを用いて、現状把握と今後のアクションプランについてブランド戦略・事業戦略について支援を行いました。「呼吸筋力測定器」等の開発に向けた支援も行いました。
支援成果
ブランド専門家(知的資産)の支援により、今後の事業戦略について見える化・整理したことで、目標が明確になり、同社によるアクションプランの作成・実践へとつながりました。
また、昨年、メディアに取り上げられたSNS動画が56万回再生以上になり、大手企業等から引き合いが増加しています。昨年の大阪・関西万博においては、「TEAM EXPOパビリオン」や、近畿経済産業局による「関西ものづくり新撰」、大阪市「未来の都市」から出展しました。今後の工場管理の未来や、医療問題への取組にもつながる活動を行っております。
前任の支援担当者から引き継いだ当時は、まだ製品が完成したばかりでした。本製品はアナログとデジタルを融合したもので、他社のデジタルカメラを利用した装置と比べ制度が高く、消費電力を抑え、他社製品との連動やネットワークを使用した一括管理も可能です。また、商品名である「Salta®(サルタ)」は、安全の神様猿田彦大神に由来しており、まさしく同社が目指す安心・安全・信頼を可視化する技術から生まれた製品です。
企業コメント
2018年よりGarage Taishoでの、INPIT大阪府知財総合支援窓口臨時窓口開設をきっかけに、IoT/DX企業やライフサイエンス系のベンチャースタートアップ企業と、地元ものづくり企業の知財支援に取り組むことで、門前の小僧のように知財に関する知識も深まりました。更に自社案件での対応相談の機会と、知的資産経営のご指導を頂くことで、自社の強み特徴を整理することができ、今後の事業戦略の策定に大いに役立ちました。
窓口担当者コメント
ベンチャー中小企業等のものづくりをサポートするGarageTaisho(INPIT大阪府知財総合支援窓口臨時窓口)を通じて、同社の支援が深まり、経営者が目指すビジョンに感銘を受けました。企業連携「積乱雲プロジェクト」を中心に、新しいものづくりの場を推進されており、今後、ますますご活躍を期待いたします。
(大澤 真一)
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掲載年月日:2026年3月17日