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(INPITより)大阪大学特任教授 坂口志文 博士ノーベル生理学・医学賞受賞のお祝い

2025年10月08日

大阪大学 免疫学フロンティア研究センター 特任教授 坂口志文博士がノーベル生理学・医学賞を受賞されましたことに対し、心からお祝いを申し上げます。

今回の受賞は「末梢免疫寛容に関する発見」に対して贈られ、坂口博士が長年取り組まれた免疫細胞の一種である制御性T細胞(Treg細胞)の発見が高く評価されました。

坂口博士を発明者とする「ヒト誘導性制御性T細胞およびその作製方法」に関する出願(特許出願 2024-175273号)が先日新たに特許査定されるなど、坂口博士らは現在もTreg細胞の機能制御に基づいた医薬品開発に積極的に取り組まれており、今回の受賞は研究を後押しし、免疫療法の可能性が大きく広がるものといえます。

 

◆知財に関する支援について

坂口博士らの研究開発成果を基に創業されたレグセル株式会社に対して、IPAS事業 (スタートアップに向けた知財アクセラレーション事業)において2020年に支援を行いました。

レグセル株式会社は、本事業によって知財面・ビジネス面の支援を受け、その後、特許出願も行いました。本事業は2024年に特許庁から移管され、INPITにおいて事業を行っています。INPITではスタートアップに対する様々な支援を行っており、今後も支援を続けていきます。

 

◆掲載内容はINPITのホームページをご確認ください。

https://www.inpit.go.jp/about/topic/20251007.html

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