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【第3回:昆布村 NutsKo(ナツコ)】地域のイイもの発見し隊!

2022/11/15

INPIT地域支援部の食いしん坊メンバーが、知財総合支援窓口で支援した地域のイイものを紹介するコーナー

私たちがレポートします!

N山:青森県出身。今回から女子トークに参戦します。舌にはあまり自信なくて、でも嫌いなものもなくて、強いて言えば、これってお酒のつまみになるかな?お茶受けかな?ご飯のおかずかな?って思いながら食べるのが好きです。地域のイイものは甘辛こだわりなくおつまみ目線でレポートします。

O野:高知県出身。甘いものに目がなく、子どものおやつをつまみ食いすることもしばしば。今年の秋は健康と食欲の両立を目下検討中。好きなナッツはカシューナッツ。

E藤:福岡県出身。小さい頃からおいしいものを食べるのが大好き。おいしいものに関する情報はSNS等で随時チェック!食欲の秋を迎えている。。。

健康管理が気になるお年頃・・・

E:Nさん、Oさんお疲れ様です!コロナの影響が長引いてますね・・・おうち時間が増えて心配なのは運動不足と体重増加です。コロナが流行し始めてから宅トレを開始しましたが最近はサボりがちで・・・。お二人は健康管理で気をつけられてることとかってあります?

N:お疲れ様です。僕の健康管理はやはり飲み過ぎないこと、そしてそれ以上に食べ過ぎないように気をつけています。コロナで家飲みが多くなって、ついつい家にあるスナック類をつまみにすることが多くなった感じはありますね。

O:わたしはお菓子の質にこだわるようになりました!お菓子は絶対にやめられないので(笑)以前は自分の食べたいものを好きなように食べてましたが、最近は体に良い、質の良いお菓子を食べるようにしてますよ。

E:そういえば、こないだOさんにいただいたお菓子、糖質控えめのお菓子でしたね!わたしもOさんを見習って、まずはお菓子の質に気をつけるところから始めてみようと思います・・・!

N:なんと今回は体に良い、質の良いお菓子が気になっているお二人におすすめの商品を北海道で見つけました!しかも地元の食材を使っていて、若い人からお年寄りまで幅広い世代に好まれる商品だと思います!!

E:Nさんは、いつも北海道の美味しいお土産を持ってきてくださいますよね!グルメなNさんのおすすめ商品気になります!

O:わたしもNさんからのお土産いつも楽しみにしています!Nさんおすすめのお菓子、早速教えてください!!

『NutsKo(ナツコ)』の名前の由来とは?

N:お二人にご紹介したいのは、能戸フーズ株式会社様の「NutsKo(ナツコ)」です。

E:「NutsKo(ナツコ)」!?とってもユニークな商品名ですね。

N:ナッツと昆布の自然なおやつで「NutsKo(ナツコ)」という商品名にされたようです。

O:なるほど!覚えやすくてかわいい商品名ですね♡

N:この商品を作っている能戸フーズ株式会社様は、昆布の里と言われる函館市東部の尾礼部(おさつべ)町に嫁ぎ、昆布に魅了された同社社長の「女性として、母として、自信を持ってお勧めしたい!」という想いから、2014年6月に創業されたそうです。尾札部町周辺(旧、南茅部地区)で獲れる主力商品「がごめ昆布」をはじめ、調味料やお菓子などの新商品も開発し、現在、インターネット通信販売「昆布村」を中心に全国展開をされています。

O:HPを拝見すると、『昆布の里「尾札部」から昆布の「うま味」を、毎日の食卓に。』という想いの下、毎日の食事に取り入れられるものから贈答用の商品まで幅広く展開されているようですね!あ、レシピも載ってますね…これは昆布や海藻をどんどん活用したくなります。
HPのデザインも統一されていて、企業様全体でブランディングに取り組まれている様子が伺えます。

E:昆布と言えば「おだし」のイメージですが、こんなにいろんな楽しみ方があるとはびっくりです・・・!

O:お話伺っていたらおなか減ってきちゃいました・・・。早速いただいちゃいましょう♪

体に優しい自然なおやつ、早速いただきます!

E:昆布のうまみとナッツの食感がいいですね。いろんな食材が入っていて、食べる場所で味が違って楽しいです!おうち時間のお菓子としても罪悪感なくおいしくいただけます♪

N:そう、このNutsKoは一度食べたらもう手が止まらないんですよ。それもそのはず、どうやら昆布のしょっぱさとナッツとレーズンの甘みが交互に口の中に登場するんです。んー、絶対ハマるよね。

O:わ~昆布の味が深い…口中に染み渡るようです!こんな風に昆布を食べたことがないので、改めて昆布の風味と味わいに驚かされます…。昆布や海藻をしっかり味わった後のナッツやレーズンの甘味、うま味と甘味のコンボでまた食欲が刺激されます。海藻、子供に見せたら面白そうかも!食育にもなりそうですね。

『NutsKo(ナツコ)』のおいしさの秘密♡

E:『NutsKo(ナツコ)』ってたくさんの食材が入っていますよね!

N:そうなんです!なんと10種類の食材からできているんです。

O:10種類!?ナッツと昆布というのは伺いましたが具体的にどんなのが入っているんでしょうか?

N:ナッツ類6種(カシューナッツ・マカダミアナッツ・レーズン・かぼちゃの種・くるみ・アーモンド)と海藻類4種(ふのり・真昆布・がごめ昆布・海藻ダルス)が入っています。塩・砂糖・油不使用・無添加で、美容や健康に役立つうれしい栄養素が豊富に含まれています!

E:健康が気になるわたしたちにもぴったりのおやつですね!食べるところによって食材の組み合わせが変わるので味も変わって、食べていて楽しいです♪

O:おいしくて体にやさしいおやつって最高ですね!これならたくさん食べられそうです(笑)

N:多分全世代に受けるんじゃないかな。体にやさしいから子どものおやつとして、また僕のようなお酒好きのオジさんにも、更にはおしゃれなEさんOさんのような若い世代の人たちがワイン等のおつまみとしても人気の商品になっているようです。おいしさの秘密は、3つの味(旨味×塩味×甘味)の黄金比率なんだとか。僕の場合は絶対お酒と一緒に楽しみたいですね!

『NutsKo(ナツコ)』誕生の秘密

E:ところで、この『NutsKo(ナツコ)』はどのようにして生まれたのでしょう?

N:それについて、ちょうど知財総合支援窓口で支援を担当した吉川さんにお話を聞かせていただこうと思い来ていただきました。吉川さん、経緯を教えてください。

吉川:みなさんこんにちは!北海道知財総合支援窓口で同社の支援を担当した吉川です。『NutsKo(ナツコ)』は2018年5月から販売を開始されています。同社は創業当初から北海道よろず支援拠点の専門家からマーケティング・ブランディング等の支援を受けていましたが、自社開発中の昆布食品が他社特許に抵触する恐れがあるということでINPIT北海道知財総合支援窓口を紹介され、相談にいらっしゃったのがきっかけでした。

O:『NutsKo(ナツコ)』は最初は商標登録をされていなかったようですね!

吉川:そうなんです。同社は『NutsKo(ナツコ)』をはじめ、『RinKo(リンコ)』、『MameKo(マメコ)』などの特徴的で魅力ある商品を複数取り揃えて販売していました。これらの営業・販売を効果的に進める上で商標を活用するという観点、また関係者から先ずは『NutsKo(ナツコ)』について商標出願を検討してはどうか、とのすすめがあり商標出願を検討されました。

E:なるほど。商標は自社の商品やサービスを消費者にアピールし、また自社が安心して販売するためにも有効なツールですよね!INPIT北海道知財総合支援窓口ではどのような支援をされたのでしょうか?

吉川:窓口では、自社開発品が他社特許に抵触しないよう専門家(弁理士)を活用して支援を行いました。また、ブランディングのための商標出願を同社が自ら行うため、先行文献調査や出願書類等について専門家(弁理士)を活用してアドバイスを行いました。さらに、新商品開発は(公財)函館地域産業振興財団北海道立工業技術センターにて支援が行われています。

O:支援機関がそれぞれの強みを生かして支援を行われた連携事例ですね!企業様も複数の支援機関に相談・支援を受けることができて心強かったのではないでしょうか。経営課題には多方面からのアプローチが必要ですもんね…INPIT知財総合支援窓口では様々な支援機関と連携しているので、ぜひ相談に訪れていただきたいです。

N:吉川さん、ありがとう。もちろん商品はこれだけじゃなくて、もっとバラエティに富んだ商品開発がされているんですよね。Eさん、Oさん、ちょっと同社ネット通販の昆布村のHPみてください。様々な商品と一緒に社長さんの写真やコメントも載っていますよ。

E:HPを拝見すると、『NutsKo(ナツコ)』以外の商品もブランディングに商標を活用されているようですね!

O:RinKo(リンコ)』、『MameKo(マメコ)』、『KomeKo(コメコ)』、『ねばるん』、『昆布村』と積極的に自社及び商品のブランディングに商標を活用されていますね。商品の特徴と社長の想いが伝わるメッセージがちりばめられていてとってもすてきです!

『昆布村』に秘められた社長の想い

E:『昆布村』は、『もっとがごめ昆布を知ってもらいたい、食べてもらいたい』、『忙しいママや一人暮らしの方に、もっと料理を楽に食べてもらいたい』という理念の下、手間がかからず、かつ品質の高い商品を取り揃えていらっしゃるそうです。社長自身、働くママの1人であることから、「時間がなく忙しい合間に料理をする方の助けになれば…」という想いで商品開発に取り組んでいらっしゃるとのこと。

O:わたしも働くママの1人として『昆布村』のような理念を持って商品開発をしてくださる企業さんが増えるととってもうれしいです!生産者の方たちの想いが伝わる「昆布村便り」も熟読しておきます!

N:昆布村の商品を通じて、昆布が身近な存在になって、おいしく楽しく食べて健康になりたいですね!

E:おいしくてすぐに食べ終わってしまったので、早速『NutsKo(ナツコ)』を追加注文しようと思います(笑)みなさん一緒にいただきましょう!!

知財解剖図

(了)

【PDF版】【第3回:昆布村 NutsKo(ナツコ)】地域のイイもの発見し隊!

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