窓口支援事例
ワイズティーネットワーク株式会社
商標ブランド社内体制

紅茶等の商標

企業情報

所在地
宇都宮市曲師町5-3 タキヤビル2F
ホームページ URL
http://www.y-tea.com/
設立年
2006年
業 種
サービス
従業員数
10人
資本金
300万円

企業概要

「紅茶で人と地域を元気にする」為に、世界のお茶の専門店Y’s teaR(ワイズティー)をオープン。「お茶を通じてココロとカラダを豊かに」をコンセプトに、手作業でブレンドしたオリジナルの紅茶や、産地直輸入の稀少な茶葉、更には手摘みした栃木県産の紅茶を生かして目的別にハンドブレンドした究極の紅茶やハーブティー等を揃えています。栃木の名物をイメージしたオリジナル紅茶の作製や、地産地消をテーマにした紅茶の企画や、「全国ご当地紅茶」のプロデュース、プロスポーツチーム等から依頼を受け応援紅茶の作製等を行っています。
2014年3月には、経済産業省「おもてなし経営企業」※にも選出されています。
※<経済産業省ホームページ・おもてなし経営企業> http://omotenashi-keiei.go.jp/

自社の強み

お客様の要望に合わせて、「世界で1つだけのオリジナルブレンド紅茶」を提供できます。また、企画、輸入、ブレンド、監修までを自社で一貫して行っているため、紅茶を用いた様々なタイアップ(お菓子、料理、ペアリング等)も可能としています。また、全国各地での講演を介して、ユーザーの拡大に繋がっています。店舗や紅茶教室(本校・東京校)の運営のみならず、紅茶・食育・キャリア教育・ストレス対策・まちづくり・農業振興等や、全国(地域活性「ご当地紅茶」)、海外からの依頼によるオリジナル紅茶の提供、イベント企画等を実施しています。最近では、日本で初めてと言われている、小学校に紅茶部を創部。また、病気を患った方や福祉現場にて「紅茶を用いたセラピー」を実施しました。 

一押し商品

○おもてなし紅茶R(平成22年度農商工連携認定事業商品)
栃木県でのみ収穫され、大ぶりで且つ風味豊かな話題性・人気ともにナンバーワンの品種「にっこり」梨をブレンド。
○宇都宮 tea storyR
宇都宮市の紅茶消費量日本一を記念した、紅茶の風味もしっかりしながら、繊細な香りが付加する究極のフレーバードティー。
○とちおとめ紅茶
栃木県産とちおとめのドライフルーツと苺の葉をふんだんに使用しブレンドされた究極のフルーツティー。

知財総合支援窓口活用の概要(記:窓口担当者)

窓口活用のきっかけ

同社の相談は、栃木県地場産物(にっこり梨、とちおとめなど)を活用した紅茶及び紅茶加工品(シャーベット、クッキーなど)など、独自開発のオリジナル紅茶及び紅茶加工品の店舗販売並びにインターネット販売における、他社との差別化及び知名度アップと販売拡大を図るために、商標を取得し積極的に活用していきたいというものでした。

最初の相談概要

同社からの最初の相談は以下の2点でした。
①既存商品「紅茶」の販売における、商品ネーミングの使用に係わる、第三者の商標などに対する侵害回避並びに自社商標の取得。
②新規開発「紅茶」商品及び紅茶加工品(アイスクリーム、クッキーなど)の店舗販売並びにインターネット販売に向けた、ハウスマーク及び商品ネーミングの使用に係わる、第三者の商標などに対する侵害回避及び自社商標の取得。

その後の相談概要

同社に対してはその後、既存商品及び新規開発商品の販売並びに新規サービスの提供に係わる以下の観点からの支援を行いました。
①第三者の商標ほか知的財産権に対する回避などの安全性確保。
②自社ハウスマーク並びに商品ネーミングの創出、商標取得方法、商標登録出願手続き、
商標の権利化手続き。
③自社ブランドの構築に向けた、取得商標の使用管理・維持管理。

窓口を活用して変わったところ

窓口を通じて知的財産に係わる意識の向上を図ることができたと考えます。これからは、既存商品の販売で終わることなく新商品の開発と共にその新商品による新たな販売の一方で、事前調査などによる第三者保有商標への安全性確保並びに計画的な商標管理を実施する必要があり、この支援が意識向上の大きなきっかけとなりました。


企業からのメッセージ

今回ご相談させていただいた内容は、商標の取得及び活用に係わることでした。実際の窓口担当者からの対応は、既存する商標の調査方法、事前に検討すべき項目に対するご助言、出願手続きに至るまでの書類の準備方法、取得商標の活用等のご指導、並びに専門知識を有する弁理士の適宜なご支援等をいただきました。窓口を利用することで、適切で的確なアドバイスを頂けました。この度は本当にありがとうございました。

窓口担当者から一言

栃木県地場産物を活用した紅茶並びに紅茶加工品の店舗販売等に向けて、新商品の開発は達成し、当該販売の拡大をサポートするために、ハウスマーク商標及び商品ネーミング商標は取得することができました。今後は、さらなる販売拡大に向けた、新たな紅茶並びに紅茶加工品の開発と共に、さらなるブランド価値向上に向けた支援を継続していきます。 (斎藤 秀夫)

紅茶等の商標 (513.0 KB)

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掲載年月日:2014年7月17日

更新年月日:2018年8月 6日

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