窓口支援事例

有限会社モトヤマ
特許 その他

特許商品「円形有刺鉄線」の営業支援

企業情報

所在地 山陽小野田市日の出2丁目10-2
ホームページ URL http://www.motoym.jp/
設立年 1991年 業 種 建築工事、各種土木工事
従業員数 7人 資本金 500万円

企業概要

当社は設立以来、建築および各種土木工事に携わってきています。多岐にわたる工事をしていますが、創業のころから金網フェンス、有刺鉄線等の外柵関係の仕事を多く手掛けています。
’07年に山口宇部空港の外周に、円形有刺構造の防護柵(右図)の工事の引合が出ました。誰も作ったことのない製品ですが、大きい問題は無いであろうということで応札し受注しました。それが現在山口宇部空港に設置されている第一期工事分の円形有刺構造の防護柵です。

自社の強み

受注した山口宇部空港の防護柵について、当社は螺旋に巻くための円筒の治具を手配し、これに巻付け、縦線を通し針金で結線して完成のはずでしたが、有刺鉄線のトゲが引っ掛かり治具から外れません。Trial & Errorを繰返すうちに、組立後に治具外径を小さくする構造が必須であることが判りました。この製法と治具の出願をし、特許第4279892号 (’09.3.19登録)となりました。当社の問題解決にむけての発想力、技術力、執念の成果と自負しております。この経験から円形有刺の製作には当社の特許が不可欠と確信しております。

一押し商品

受注した山口宇部空港の防護柵について、当社は螺旋に巻くための円筒の治具を手配し、これに巻付け、縦線を通し針金で結線して完成のはずでしたが、有刺鉄線のトゲが引っ掛かり治具から外れません。Trial & Errorを繰返すうちに、組立後に治具外径を小さくする構造が必須であることが判りました。この製法と治具の出願をし、特許第4279892号 (’09.3.19登録)となりました。当社の問題解決にむけての発想力、技術力、執念の成果と自負しております。この経験から円形有刺の製作には当社の特許が不可欠と確信しております。

知財総合支援窓口活用の概要(記:窓口担当者)

窓口活用のきっかけ

同社には、以前から特許のお手伝いをさせていただいています。最初の山口宇部空港も二期工事以降は受注できず、製造方法の特許を保有していても侵害の立証が難しく権利行使できないという歯がゆい思いをしていました。特許を有効に機能させるためにまずは、特許の保有の事実を周知することが先決として、同社ウェブサイトに特許保有の記事の掲載を助言しました。しかし、その後もこれを見たと云って問合せ、引合はあるものの低迷が続いていました。

最初の相談概要

昨夏、同社の社長から「わが社の特許が侵害されている。」という電話がありました。
開発時の同社の経験から、「円形有刺鉄線を作るためにはこの特許を使うしかないはずだ。最近もHPを見たという事でいくつか引合がきて見積を出しているが、その後の音信がない。他社が受注しているとなると特許の製造方法で作られているのではないか」と云われました。本件特許は、製造方法とその組立装置に係るもので完成品から侵害の有無を判断出来ないため、そこまでの議論は慎重を要することを進言し納得していただきました。

その後の相談概要

これまでのHPは、特許番号と名称を記載した程度のものでした。そこで同社の技術と特許を更に強くアピールするためHPの刷新を提案しました。専門業者には、デザイン一新・検索順位が上位にくるような工夫を依頼し、特許に関連するPR文章・写真は、窓口の提案を織込んで頂き進めました。
そんな中、北陸の大型施設からの引合が具体化してきました。その過程で顧客対応のサポートをはじめ、工場監査の申入れに際しては、新技術の出願ネタの保全対応を進言し万全を期して頂きました。同社には輸送・保管の懸案事項対策、及び大口生産への対応策に知恵を出していただき、これらの活動の甲斐あって、前者には、新たな技術による大巾な改善、後者にはそのポテンシャルが認められ受注しました。

窓口を活用して変わったところ

同社社長は、知財に関心が高く、苦労の末開発した製作方法の特許を取得しました。その後は失注続きで、方法特許の弱みを痛感し、出願した意味がなかったというような発言もありました。ところが昨年、特許を決め手に大口の受注を獲得し、特許の力を実感しました。その後新たな発明も生まれ、2件の特許出願をしました。今後は、本来の特許パワーを発揮できる方策の検討と議論もしていきたいと思います。


企業からのメッセージ

特許は、特許で保護された商品を売って利益に結び付けることが本来の姿と思います。このために、支援窓口では特許の取得から活用まで窓口で支援を受けられますので、窓口の活用をお勧めします。

窓口担当者から一言

同社が製法を開発した円形有刺鉄線は、社会のニーズも高く、特許はそれを作るための貴重な技術であるとの確信のもと、お手伝いをしてきました。昨年、HPの記事が縁で大型受注に結びつき、感慨ひとしおですが、同社の主力商品に育てるべく今後とも協力していきたいと思います。 (田窪 修司)

特許商品「円形有刺鉄線」の営業支援(272.3 KB)

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掲載年月日:2014年8月26日

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