当社は、
・食品包装容器の製造及び販売
・日用雑貨品の製造及び販売
・包装材料、梱包資材の製造及び販売
を主力としており、具体的には食品包装容器(プラスチック製フィルム素材でのケースや紙製ケース)を製造販売しております。
企業理念として、誠実な想いと感謝を常に考え、お客様思考での「ものづくり」を実践して参ります。アネストらしい創造性のある革新的な商品を開発・販売したいと思っております。
当社は、食品包装容器(ギャザーカップ)を各種製造販売しており、容器の材料として「食べられるもの」を選択し、開発しております。海外製の食品包装容器が日本にも入ってきており、競争が厳しいですが、可食(食べられる)カップ製品をコンセプトに開発し、海苔でできたカップや、大豆シートのカップや、昆布シート、鰹節シートなどの多様な商品も販売しています。食べられるカップは、欧米では寿司ブームの影響もあり、最近では海外に輸出もして商品としての認知度がアップしております。
『のりカップ』という商品で、国産の海苔をカップにしてしまいました。食べて美味しい、作って面白い、見て楽しい。お弁当箱にゴミを残さない、究極のエコお弁当グッズです。国内産の上質な海苔が、見て楽しく食べて美味しい「おかずカップ」になりました。お弁当のおかず入れにするほか、コロコロに握ったごはんで手まり寿司にしたり、ホームパーティーのオードブルにしたりと、使い方はいろいろあります。子供たちにも喜ばれております。
同社は知財アドバイザーによる新規発掘案件で、知財アドバイザーから商標出願について訪問するよう依頼され、商標出願及び商標称呼検索方法を説明するため知財アドバイザーに同行、訪問を実施いたしました。
同社にてこれまでに知財で経験されたお話を伺ううちに、以前代理人を使って特許出願を行い、拒絶理由通知に対して応答をしたにもかかわらず拒絶査定となってしまったことから、知財は遠い存在で費用がかさむものとイメージされていることが分かりました。そこで金をかけないで同社の知的財産権を取得するための相談から始めました。商標の出願相談案件を知財を理解する良い機会ととらえて頂いています。
同社が最初に考えられた商標案は、「商品の性状を記載しているので記述的記載としての識別性に欠け拒絶される可能性がある」との専門家の意見であるため、現在はデザインされたロゴやマークへの変更を検討され完成したら商標出願を予定しています。
商標を検討している該当商品は同社の主力商品の一部で、模倣品が出始めていることから今後この模倣品の対策として様々な知的財産による保護を検討して頂くことになりました。本件は、知財窓口による支援が始まったばかりですが、継続支援を実施することで少しでも事業に良い影響を与え、権利取得などにより事業発展できるよう心掛けていこうと考えております。
初めて窓口を利用しましたが、親切に対応していただき、大変役に立ちました。我々中小企業にとって知財のサポートを通じて権利化等を進めるよう利用されるのがいいと思います。
同社は知財アドバイザーが発掘してきた案件の会社であり、知財アドバイザーと共に連携して支援し始めたばかりの案件です。今後同社の事業に少しでも貢献できる様、知財アドバイザーと共に、他の支援機関とも連携して支援する方法を模索しております。 (太田 浩)
商標支援(621.2 KB)
掲載年月日:2014年9月 5日
更新年月日:2020年3月 3日