窓口支援事例
株式会社半澤鶏卵
商標ブランド

燻製卵の商標「スモっち」の商標権取得活用の支援

企業情報

所在地
山形県天童市
ホームページ URL
https://sumotti.com/
設立年
1992年
業 種
鶏卵全般及び燻製卵の生産・販売
従業員数
50人
資本金
2000万円

企業概要

当社は創業以来、生命の源である完全栄養食品のおいしい卵を通して、豊かな食と健康、そして幸せをお届けし、お客様のニーズに応えるために絶えず研究開発に挑戦し、魅力あふれる商品を提供し続ける企業です。
また、当社はもっとも信頼できるパートナーとして、互いに自己成長を高めながら豊かな人生を育む職場づくりに努めております。

自社の強み

当社は、自然環境溢れる立地に恵まれているため、毎日、県内の養鶏場をメインに入荷した産み立ての卵を速やかにパックして、お客様の食卓にお届けしています。
よい卵は、若い健康な鶏から生まれます。当社は新鮮で、しかも安全な卵にこだわり、多くの雑誌・マスコミでも取り上げられ高い評価を得ております。

一押し商品

当社の一押し商品は、燻製卵の「スモっち」(商標登録第5610389号)です。「スモっち」の魅力は、なんといっても口いっぱいに広がるスモークフレーバー。桜の木とちょっぴりのサクランボの木をブレンドした燻製チップで、黄身の中までしっかりと香りを浸透させた逸品です。より風味豊かな燻製たまごの味わいをお楽しみ下さい。

知財総合支援窓口活用の概要(記:窓口担当者)

窓口活用のきっかけ

同社は以前から元特許情報活用支援アドバイザーの支援を受けており、その紹介により支援窓口を利用することになりました。燻製卵を中心とした独自開発商品の店頭販売、新幹線車内や駅売店並びにインターネット販売における、他社類似製品との差別化及び自社商品の知名度向上による販路拡大を図るため、商標権を取得し積極的に活用していきたいと考えておられました。

最初の相談概要

燻製卵を中心とした同社製品の評判が高まるに従い、類似品が市場に出回るようになりました。そこで、商品名「スモっち」の商標取得の相談を受けたことが最初でした。商標権の取得手続きの概要や事前調査の重要性などについて説明しました。更にJ-PlatPat(特許電子図書館)を利用した先行商標の調査方法や商標出願書類の書き方等の助言を致しました。

その後の相談概要

 同社が取得した登録商標と他社の商品名との関係や、新たな商品開発に伴う新名称や新製法の保護活用などを中心に、様々な知的財産関連事項についてアドバイスしております。
 また、ブランド構築を確実にするための模倣品の排除や商標権活用などについては、弁理士と連携し、海外展開など、より専門的な支援をしながら同社ブランドの構築を図っておられます。

窓口を活用して変わったところ

同社は、この度の支援窓口の利用を通じて、商標のみならず他の知的財産等の取得活用の意識向上が図れたと思います。製品の品質向上はもちろんですが、商品名やパッケージ等を含めたブランドの重要性とともに他社の類似商品との関係やトラブル回避の大切さを改めて理解していただきました。


企業からのメッセージ

当社は、企業規模から知財の常勤専門スタッフを置くことがなかなか難しいのが現状です。その点、知財総合支援窓口は、知財の専門知識を持つアドバイザーが、当社の現状をとらえた対応を提案してくれるため、大変役立っています。

窓口担当者から一言

同社は、県内でも有数の優れた品質の鶏卵及び燻製卵の製造販売企業として定評があります。燻製卵製造の高い技術力が評価され、首都圏、及び香港・シンガポールでも急速に販路を拡大中で、売上は10億を超えております。マスコミでも燻製卵「スモっち」は注目を集めています。模倣品が出回るようになり、商標権の重要性を再確認されており、海外展開も含めて、今後も支援を行っていきます。 (髙橋 正知)

燻製卵の商標「スモっち」の商標権取得活用の支援(1.2 MB)

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掲載年月日:2015年1月29日

更新年月日:2021年11月15日

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