窓口支援事例
株式会社三洋産業
実用新案商標

差別化した商品のネーミングを保護し新たな事業を開始

企業情報

所在地
大分県別府市富士見町7番2号
ホームページ URL
http://www.sanyo-sangyo.co.jp
設立年
1973年
業 種
コーヒー及び関連器具販売
従業員数
110人
資本金
1000万円

企業概要

当社は大分県別府市にて1948年に創業(会社設立は1973年)。コーヒー関連器具・コーヒー製品の製造販売や、飲食店・コーヒー挽き売りカフェの運営を行っています。特にコーヒーフィルターの製造においては、国内有数のシェアを占める企業の1つとなっています。兄弟会社として、喫茶店の運営やコンサルティング事業、コーヒー製品の販売を行っている会社もあり、右の経営理念をモットーに活動しています。

自社の強み

株式会社三洋産業は、コーヒーフィルターペーパーの製造、コーヒーの焙煎から充填加工、企業提案などの販売促進まで行っている日本で唯一のコーヒー関連メーカーです。楽しく愉快な職場をつくるため、常に個々の成長を目指している集団です。
また、商品の販売だけでなく、商品の販売方法もご提案して、挽き売り店の様々なご要望にお応え致します。

一押し商品

自家焙煎珈琲ドリップコーヒーである「太陽の薫り」はブラジル、コロンビア、タンザニアの3種類をブレンドした自然の力にこだわった薫り深い珈琲です。
また、「大地の恵み」は、ブラジル、コロンビア、エチオピアの3種類をブレンドした自然の恵みにこだわった味わい深い珈琲に仕上がっています。お好みでお選びください。

知財総合支援窓口活用の概要(記:窓口担当者)

窓口活用のきっかけ

新しく開発したドリップコーヒーのパックを留めている部分の紙形状に係る知財保護の相談に対し、専門家による支援を実施したことが契機となり、継続して支援しています。

最初の相談概要

同社が開発し、ドリップコーヒーのパックを留めている部分の紙形状の知財権の保護について、相談を受けました。物の形状であり日用品ですので、発売時期や商品のライフサイクルを考慮して、最適な保護内容を色々と検討しました。

その後の相談概要

最適な知財保護を選択するに当たって知財専門家(弁理士)による支援を実施しました。その結果、当初は特許及び意匠登録を考えていましたが、早期に権利化できて商品のライフサイクルに合う実用新案登録を選択して保護することを選択しました。

窓口を活用して変わったところ

同社は、主にコーヒー関連商品の製造販売が業務であり、コーヒー関連のプライベートブランド商品だけでなく、新たな調味料等の食品販売による新たな事業展開に伴い、差別化した商品のネーミング等に注意を払うようにもなりました。本事業の専門家派遣により、商標の出願に際してのアドバイスを行い、多種の商品群のうち、必要な商品に関しては商標出願も行い他メーカーとの差別化を図るようになりました。


企業からのメッセージ

新たな事業展開や商品開発を行っていくときに、新規に開発した商品や技術の知的財産権を確保するために、特許、実用新案、意匠、商標等に関して、弁理士や弁護士などの専門家のアドバイスが受けられます。知的財産に関してお悩みのことがありましたら、お気軽に「知財総合支援窓口」をご利用ください。

窓口担当者から一言

新たな商品開発の成果を、その技術内容を保護する特許・実用新案のことを考えるだけでなく、その商品にあった保護を考えて意匠や商標の利用も検討した保護できる例もあります。自社で販売する商品を最適な知的財産の形態(特許、意匠、商標等)で保護して守るという思いで、知的財産権により保護が達成できてきたと思います。 (丹生 哲治)

差別化した商品のネーミングを保護し新たな事業を開始(412.9 KB)

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掲載年月日:2015年2月24日

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