窓口支援事例
株式会社野口総合研究所
商標

知財総合支援窓口を活用した商標戦略

企業情報

所在地
宮崎県宮崎市恒久1丁目10番地9
ホームページ URL
http://www.noguchi-soken.jp/
設立年
1992年
業 種
飲料水・健康食品・化粧品製造卸販売
従業員数
36人
資本金
3,000万円

企業概要

 宮崎県宮崎市に本社があり、南九州・霧島山麓の北側に位置する宮崎県小林市に、ミネラルウォーターを製造する小林工場と、健康食品を製造する生駒工場があります。
 当社ではミネラルウォーター、健康食品関連のドリンク、サプリメント、化粧品の製造・卸販売、OEM受託製造を行っています。
 主要取引先は、全国の薬局・薬店約300店舗を中心に、デパート、理美容店などに商品を卸販売しています。

自社の強み

 霧島山麓の豊かな自然環境の中で、ミネラル成分が豊富な地下水を源水に当社独自の技術で「銀河水」を製造しています。 
 また、約30万年前の地層にある海藻堆積物から特殊技術で抽出した「カタライザー21」は、糖鎖栄養素8種類が天然の状態で含まれ、国立大学法人九州大学などと共同研究を長年続けています。有害な活性酸素の除去や免疫力の向上などの効果があることが証明され、健康づくりにおいて様々な用途に使用されています。
 お客様のニーズに合った各種サプリメントや健康食品及び、化粧品など、幅広いラインナップで皆様の健康づくりに寄与しています。
(カタライザー 商標登録第4862214号)

一押し商品

 ~ ナチュラルミネラルウォーター「銀河水」 ~
 日本で最初に無殺菌で飲料水にすることを認められたミネラルウォーターです。シリカ(二酸化ケイ素)が非常に多く含まれ、サルフェートやバナジウムなど、他のミネラルバランスが良いことが大きな特徴です。モンドセレクション最高金賞を5年連続受賞し、「日経ヘルス」誌では世界で一番おいしい水と評価されました。
 また、化粧品メーカーでは美容液や香水の原料水として重宝されており、OEMでの受託製造のご相談も承っております。
(銀河水 商標登録第3008979号)

知財総合支援窓口活用の概要(記:窓口担当者)

窓口活用のきっかけ

 同社は、商品の商標登録について、従来は特許事務を外部に委託されていましたが、社内体制の構築、商標制度の理解と活用、効果的な商標出願に気付きがあり、知財総合支援窓口で相談と支援を開始しました。

最初の相談概要

 4年前に新商品の商標登録手続きについて相談を受けました。これまでは特許事務所に委託されていましたが、知財総合支援窓口を活用することにより出願から登録までの支援が受けられることを知り、出願の相談を受け、出願から登録までを支援をさせていただくこととなりました。

その後の相談概要

 その後は、継続して登録商標の更新手続き、新規出願、中間手続の相談を受けて、都度支援を行っています。出願に際しては、先願調査の支援から出願書類の作成支援、中間手続の支援まで必要に応じて専門家(弁理士、弁護士、企業OB)を活用した支援を行っています。

窓口を活用して変わったところ

 従来は、特許事務所を通じて商標登録手続きを行っていたため、事務所任せになっていましたが、会社として出願することで、商標について理解が深まったこと、効果的な商標出願が行われるようになったことが企業にとって大きなメリットとなっています。


企業からのメッセージ

 煩雑な商標登録手続きについて、まずは知財総合支援窓口に相談されることをお勧めします。専門家の意見やノウハウ、他社の事例も親身に教えていただける、大変ありがたい窓口です。

窓口担当者から一言

4年間に渡り、継続して知財総合支援窓口を活用しています。新商品の発売前に商標登録を行い、知財保護、権利侵害の防止、権利被侵害の防止の取り組みができている背景には、社内管理体制の構築があり、知財総合支援窓口の支援の成果と受け取っています。 (安藤 律夫)

知財総合支援窓口を活用した商標戦略(397.0 KB)

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掲載年月日:2016年1月26日

更新年月日:2021年7月15日

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