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支援事例

オープン戦略とクローズ戦略の使い分け支援

株式会社キャスト(白河工場)

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企業情報

所在地 福島県白河市
ホームページ URL http://www.kkcast.co.jp/
設立年 1889年
業 種 製造業
従業員数 40人
資本金 3,500万円

企業概要

 私どもキャストは1889年(明治22年)に東京・深川で創業以来、鋳物専業メーカーとして本日まで多くのお客様にご愛顧頂いております。1994年(平成6年)3月に工場を東京都江東区から福島県白河市に全面移転しました。 また、当社が代表となり、地元地域で素形材産業の連携チーム「白河素形材ヴァレー」を形成しています(中小企業等グループ施設等復旧整備補助金)。鋳造・鍛造・ダイカストで生み出された素材を熱処理・加工し、ワンストップで提供する連携の取り組みは海外のお客様にも喜ばれています。

自社の強み

 当社白河工場は、将来に向けた鋳造業となる為に、徹底したクリーン化を図り、今迄の鋳造工場のイメージを一新した職場環境を実現しています。 当社では多くの若手社員が順調に育ってきており、永年培った固有技術と3D CADや凝固解析システム等を組み合わせ、新しい時代の鋳物工場としてお役に立てるものと確信しております。 また、ユーザーニーズにお応えし、開発設計の段階から提案が出来る企業になる為に、当社の持つ技術や技能などの独自能力を分析抽出した「知的資産経営報告書」を作成しています。

一押し商品

・手込め半自動化ラインによる量産対応の自硬性プロセス フラン有機自硬性鋳型を用いた造型プロセスで、FC(片状黒鉛鋳鉄)、FCD(球状黒鉛鋳鉄)、合金鋳鉄を製造しています。 生産品目は産業用ロボット関連を中心に、表面実装機、土木建設機械、エンジン部品、成型機等の鋳造品を手掛けています。 ・肉厚が変化する曲面や複雑な中空構造に対応できる鋳造技術 初製品となるフォークリフト除雪アタッチメントを開発、販売開始(復興支援新技術開発助成:(公財)新技術開発財団)。 意匠登録第1558546号(特許出願経費等助成:福島県)。 商標登録第6029168号「POWER BLADE\パワーブレード」

知財総合支援窓口活用の概要(記:窓口担当者)

窓口活用のきっかけ

 開発製品をどのように保護すれば事業に役立つのか、地域産業支援機関の(一社)産業サポート白河に相談して、相談員と一緒に窓口を訪問したのがきっかけです。相談当初は権利化できそうなものを探して権利化しておけばよいという程度の認識でした。

最初の相談概要

 同社では、製品開発を通じて設計開発力をアピールし、製品設計等の川上領域を含む製造受託を強化したいとのことでした。また、受注企業グループの形成についてもワンストップによる受注強化が目的とのことでした。 同社の事業形態、知的財産の活用目的に照らして、以下のような前さばきを行いました。 ・設計開発力のアピールを目的とした製品開発であり製造技術の開示は控えるべき。 ・製造受託型事業における知的財産の位置づけと活用方法を明確化する必要がある。

その後の相談概要

 窓口相談では、知的財産制度の大枠を説明後、製品デザインに関する先行調査指導を行いました。専門家相談では、他社の製造技術ブランド事例なども活用して、同社事業の強みを再確認した後、知的財産の活用策として以下の提案を行いました。 ・同社の開発製品について:デザインとネーミングで製造技術をアピールする ・製造技術や技能について:開発製品を通じて製造技術や技能をアピールする ・受注企業グループについて:ワンストップ型製造受託ブランドの活用を検討する

窓口を活用して変わったところ

同社が保有する製造技術やワンストップ型の製造受託をアピールできる製品開発を行ったことで相乗効果が生まれました。

企業からのメッセージ

 当初、知的財産を使って何を達成するのか整理できていませんでしたが、相談するうちに当社の強みを再認識でき自信を持つことができました。気軽に相談してはいかがでしょうか。

窓口担当者コメント

 人材育成に注力し、優れた鋳造技術を有するサプライヤー型中小企業です。 (一社)産業サポート白河との連携・協力により、顕在課題と潜在課題を整理して、知的財産の活用方法について提案しました。 事業形態により知的財産の活用方法は様々です。ご相談をお待ちしています。

鈴木 優のプロフィール写真
鈴木 優