窓口支援事例
有限会社林釣具店 
意匠商標ブランド

釣具商品の意匠権保護支援

企業情報

所在地
島根県大田市
ホームページ URL
-
設立年
1993年
業 種
卸・小売業
従業員数
6人
資本金
300万円

企業概要

 当社は世界遺産の石見銀山で知られる島根県大田市内で、釣具店を経営しています。
 当社は、大手釣具メーカー商品の小売を行う傍ら、自社オリジナル商品を製造し、自社店舗のほか、ネット販売や他釣具店への卸販売も実施しています。
htttps://www.facebook.com/hayashiturigu/

自社の強み

 一般的な釣具商品を中国で安価に製造して低価格で販売することにより売上の向上を図っていましたが、近年は自社オリジナル商品を開発し、販路拡大により売上の向上を目指しています。
 例えば、シリコン製釣具商品を新たに開発し、フィッシングショーへの出展の他、取引先バイヤーとの商談にても高評価を得、現在は大手メーカーへも一部提供しています。

一押し商品

 当社の一押し商品は、シリコン製のタコベイト(疑似餌)です。このタコベイトは、水中の静止状態ではタコの足がスカート状に広がった状態ですが、道糸を引くとタコの足が閉じ、あたかも本物のタコが泳いでいるようなリアル感とソフト感があるため、魚の食いつきが抜群です。
 メーカー専属のテスターさんや漁師の方々にも使って頂いたところ、その食いつきの良さに皆驚いています。
 意匠登録第1548902号、第1548903号、第1549047号として登録されました。

知財総合支援窓口活用の概要(記:窓口担当者)

窓口活用のきっかけ

 シリコン製釣具商品の商品化に当たり、大田市役所に助成金の相談に行ったことがきっかけで、同大田市役所の担当者が面白い商品なので知財保護ができないかと、公益財団法人しまね産業振興財団を介して知財総合支援窓口に相談がありました。

最初の相談概要

 シリコン製タコベイト(疑似餌)は、商品の面白さや消耗品として釣り人のリピート需要も見込めるなど商品価値を感じましたが、模倣品の出現も十分想定されることから知財保護が重要と考えました。  
 そこで、特許や意匠保護の可能性も考慮の上、先行技術調査を指導し、その上で弁理士派遣を実施しました。弁理士から部分意匠を活用した幅広い権利化方策について助言し、最終的に意匠3件を出願しました。

その後の相談概要

 意匠出願に対し拒絶理由通知を受けたため、再度弁理士派遣を実施し、意見書を提出された結果、無事に登録することができました。これにより、安心して商品販売できると大変喜んで頂きました。また、これを契機に他の開発商品について自社で意匠出願を行い、それらについても意匠登録することができました。

窓口を活用して変わったところ

 意匠登録がきっかけで、知財の重要性について再認識され、他のオリジナル商品の商品開発に当たって知財総合支援窓口に度々相談頂くようになりました。上記タコベイト商品も商標「バレリーナ」を使用して宣伝されています。また干物の販売事業も開始され、本事業の専門家を活用してブランド戦略について検討頂きました。


企業からのメッセージ

 タコベイトは当初失敗作と思っていましたが、我が家の池に垂らしたところ市販品では見向きもしなかった鯉が、この商品を追いかけて来たことから商品化を考えました。意匠登録できたことは想定外であり、とても嬉しく、且つ商売する上で非常に頼もしい存在となりました。

窓口担当者から一言

 意匠保護をきかっけに知財の重要性に気付いて頂きました。また、自力での出願も試みるなど前向きにトライされており、今後の事業発展が楽しみです。元気印の釣具店を今後も応援したいと考えています。 (福代 功一)

釣具商品の意匠権保護支援(377.1 KB)

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掲載年月日:2017年6月14日

更新年月日:2019年8月 2日

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