窓口支援事例
有限会社メイアイ 
特許

メッセージ凧の製造販売

企業情報

所在地
神奈川県平塚市
ホームページ URL
http://www.scn-net.ne.jp/~hassoo/
設立年
1997年
業 種
その他サービス業
従業員数
1人
資本金
300万円

企業概要

 前職ではフェアレディーZを月産一万台製造する修羅場の中であっても瞬間にトラブルに対する答が降ってきて神懸かっていると言われていました。後日、動画イメージ法で瞬時に解決していることに思い当たり、これを誰にでもできる小道具(方法)として提供する為に有限会社を設立しました。この会社を通じていろいろなアイデアを発想し、この手法で勤めていない人でも特許になるアイデアを量産して一億総活躍社会を実現できる小道具を創出し、神奈川県知財総合支援窓口のお世話になって特許を申請しました。この特許群を活用して地域のコミュニティの活性化を図るのを目的とする会社です。

自社の強み

 社長として平塚市の人材バンクに登録、必要とされるところにはどこにでも駆けつけます。「凧・平塚」と検索すればトップに検索されるホームページやそのスライド写真に載せているように、車椅子から揚がる大幟凧の特許を取得しています。凧の全国大会でデモをやり、これを東日本大震災の避難所用に体育館で釣り竿で揚げてもらい、平塚の七夕でも子供達に遊んでもらいました。現在救命タントンという指圧の特許を出して、これに繋いで上記の幟凧を振ってSOSの連絡に使い、凧を持って集まりゲーム方式で消費者がいかなるニーズ調査にも勝るウオンツのアイデアを出しています。当社の特許群を用いて、少子高齢化時代に本音のコミュニティを構築出来るのが強みです。

一押し商品

 当社の「ケイタイカイト」は、軽量且つ柔らかなフレームのためコンパクトに折りたたむことができ、安全救急フラッグとしての使用のほか、壁に掛ければタペストリー、指圧棒につければお茶の間でも揚げることができます。さらに、七福神が宝船に乗った絵が描かれたデザインの下部スペースに、各自がコメントを書き込んで回覧することも出来、コミュニケーションツールとしても利用可能です。
 このように、「ケイタイカイト」は、防災グッズ、凧、タペストリー、コミュニケーション用として多様な使い方ができる商品です。

知財総合支援窓口活用の概要(記:窓口担当者)

窓口活用のきっかけ

 同社は、フィルムを材料とした凧を考案し、体育館やリビングルームでも揚げることの出来る凧について特許出願を希望され、相談にお越しになったのが最初です。

最初の相談概要

 室内で揚げることが出来る凧の特許の権利化を希望され、ご相談を受ける中で弁理士などの専門家派遣も行い、発明について明確化していきました。その後、特許明細書に関する助言をさせて頂き、特許出願され、無事に特許査定となりました。

その後の相談概要

 その後、この凧の発展形として、凧竿や凧を構成するフレームに独特の構造のプラスチック板を用いた凧枠を発想し、特許出願されました。
 その凧には七福神の印刷を施すことにより、タペストリーとして用いるようにしただけでなく、更にその凧の下部をあえて空欄として、マジックで文字を書くことの出来る緊急誘導フラッグとしても活用できるようにし、マルチユース凧として完成されました。

窓口を活用して変わったところ

 アイデアはあるものの明細書作成はご経験がなく、アドバイスにより出願手続を行っていただくことが出来ました。同社代表との議論を通じたブラッシュアップにより、発明をより明確にすることができました。また、発明が特許になるかどうか等、アイデアと知財を併せて考えていただけるようになりました。


企業からのメッセージ

 アイデアがあり、それを具体的に特許としての形に持って行くことが、知財総合支援窓口を活用することにより可能となります。是非この窓口を活用して自分のアイデアを特許という形に表現して、人生を豊かに出来るようにしましょう。

窓口担当者から一言

 同者代表は、大企業で激動の時代に身に付けた問題解決手法を現代に活かすべく活動しています。バイタリティを発揮しいろいろなものを発想され、特許出願・権利化する過程で、地域やご近所様から市のような広域まで、知財を活かして如何に変革していくかを示すユニークな活動を進められており、今後のご活躍にも注目しています。 (広島 政広)

メッセージ凧の製造販売(415.6 KB)

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掲載年月日:2017年8月31日

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