窓口支援事例
株式会社MEMOテクノス 
特許意匠商標

特許・意匠・商標出願支援

企業情報

所在地
神奈川県相模原市
ホームページ URL
https://www.memotechnos.co.jp/
設立年
2006年
業 種
製造業
従業員数
12人
資本金
500万円

企業概要

 MEMOテクノスは音響機器システムの製造・生産を主な事業としておりますが、基本的にお客様が必要なモノであれば、何でも作る会社です。
「お客様の『したい』を『カタチ』にするモノづくりを通じて豊かな社会づくりへ貢献する」という企業理念のもと、世の中にないモノを作り、困っている人をモノづくりを通じて助けることを使命としております。
 モノづくりの高い技術を生かし、常に前向きにチャレンジする会社として、理念と感謝を胸に、お客様に役立つモノづくりを追求しつつ、成長し続けていきます。ロボット事業や真空管アンプ事業にも参入し、今後は自社ブランドを展開します。

自社の強み

① 365日連続稼動 ⇒ 壊れにくい設計
24時間365日連続動作させるため、温度条件・電源変動・振動防止・停電対策等を考慮して開発・設計しています。
② 高い信頼性 ⇒ 公共交通機関向け業界実績No.1
公共用設備に要求される極めて高い信頼性確保のために設計段階で性能余裕度を十分に確保し、長時間の連続運転を満足するための熱設計を行っております。
③ 特注機器 ⇒ 世の中にないものを開発してきた実績
自動放送装置、遠隔制御装置、災害時非常放送装置、音響システム、ITV監視システム、各種制御装置、音声合成放送装置、の開発・設計生産をはじめ、特注機器の受託開発・設計生産の開発・設計生産の実績があります。

一押し商品

 UV空気除菌装置 Viruless Air(ウイルレス エア)』は、感染症の拡大を防止して世の中の役に立ちたいという想いから、2020年に開発期間3ヶ月で製品化しました。
製品の内部に取り込んだ空気をUVランプから発せられる強力なUV-C線により、ウイルスのDNAに作用し不活性化します。
公的機関による抗ウイルス性能試験を実施済で、十分な効果が得られることが立証されています。

知財総合支援窓口活用の概要(記:窓口担当者)

窓口活用のきっかけ

 新製品を開発した際に「知的財産をどう考えれば良いか?新しいものを発明として捉えればよいか」を特許庁に問い合わせたのちに、知財総合支援窓口を案内されて相談に来られました。

最初の相談概要

 これまでに特許出願の経験はなく、新製品を発表する予定があるとのことでしたので、特許が企業経営にもたらす効果を説明し権利取得をお勧めしました。今までにない球体形状の新しいカタチの真空管アンプを開発されたので、特許出願の宣伝効果と権利化による製品の保護を事業に役立てることを意識して出願を検討しました。

その後の相談概要

 自社での特許の出願手続を行うことを目指して何度か相談を重ね、専門家(弁理士)のアドバイスを得て2015年4月に特許出願しました。更に意匠・商標出願も検討し、6月に意匠の出願を行い、2016年5月に意匠の権利を取得されました。また、商標出願は海外向けの商品を対象にしました。
商標の出願相談をきっかけに同社と地元企業の方を対象に、著作権・商標をメインとした知財セミナーを2015年7月に開催し、業務で使用する商標等の注意点を学んでいただきました。

窓口を活用して変わったところ

 特許・意匠の出願の手続きや知財セミナーを受講していただくことで、社員ひとりひとりが知財に興味を持ち、出願・権利化だけでなく、知財情報の活用、社内の啓蒙活動も行うようになり、知的財産を経営に役立てることを意識していただけるようになりました。


企業からのメッセージ

 特許や意匠などの権利の取得を自社で全て行うことは、大変ハードルが高いように思われるかもしれません。しかし、知財総合支援窓口の方から的確なアドバイスを頂くことにより、権利の取得を果たすことが出来ました。不明点に関してもメールや電話にて対応して頂けるので、安心して権利化を目指せます。

窓口担当者から一言

 同社は豊かな発想力と行動力から音響機器システムの開発を行う活気ある企業です。開発成果を事業に活かすための重要なツールの一つである知的財産を有効に活用するために、これからも優位性のある発明等を創出していただきたいです。 (安食 静二)

特許・意匠・商標出願支援(613.1 KB)

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掲載年月日:2017年9月 5日

更新年月日:2022年8月15日

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