当社はデザインに関する企画・計画・制作を行い、コミュニケーションに関わるデザイン全般を仕事としています。
具体的には、ブランディング・アドバタイジング・パッケージ、プロモーション・エディトリアル・WEB、CM企画・映像企画などの事業を行っています。
当社のデザインで、当社に御縁ある人たちが、すこしでもしあわせになれたなら、わたしたちはしあわせです。
わかりやすく、シンプルなデザインを心懸けて、アイデアある企画を中心に、地域+企業ブランディングも考えた価値あるコミュニケーションを、このメンバーで創造していきます。
以下のURLでリンクされたホームページに、今まで創作したデザインを掲載しています。いずれにも当社のデザイナーがクライアントの心を汲み取って創作したものであり、このようなデザインをすることが当社の一押し商品です。
参考URL: http://www.design-simple.jp/works/
同社はデザイン会社であるため、著作権には注意を払っていても、創作したデザインが商品等に使われることに漠然とした不安感や多少の権利関係に疑問を持っていたようで、そのことで知財総合支援窓口に相談に来られました。
当初の相談内容は商標とはどのようなものかといった相談でしたので、著作権と商標権の違いなどを説明しました。同社からは、「デザイナーはこの違いをあまり考えたこともなく創作しているから、これは是非若手デザイナーの集まりであるクリエーターズクラブ愛媛という会で説明をしてほしい」との要請がありました。
先述のクリエーターズクラブでの説明の結果、いくつかのデザイン会社にも横展開を図ることができました。同社とはその後も密に商標権と著作権を中心とした相談が断続的に続き、J-PlatPatを活用した商標の調査方法、商標の類否判断等を支援しました。特にコピーライターの方は商品のネーミングを考えますから、この調査は必須事項であり、これらを確実に身に付けられていきました。
調査する極意をつかまれたようです。最近ではクライアントからビジネスモデル特許に関わる仕事もあったようで、関連する特許文献の調べ方を説明したところ、当該クライアントの要望に沿った特許文献を検出できるまでになっています。このことは、顧客の要求に対して付加価値を付けたサービスを行う上で、まさに顧客吸引力アップの一手段になっているように思います。
デザイナーは顧客のデザインの活用方法を考えた仕事はしますが、その活用の中で知的財産権は忘れてはならないもので、顧客のために意識しておく必要があります。この気づきを知財総合支援窓口で与えられたと思っています。この気づきさえあれば後は何とかなるもので、同窓口の利用を是非お勧めします。
デザイン会社こそ知的財産権を知って、しかもその調査もできるとなれば鬼に金棒で、顧客吸引力アップ間違いなしと思います。知的財産権の理解には労力と時間がかかりますが、いつでも応援しますから一緒に事案を解決していきましょう。 (津村 信二郎)
J-PlatPatの活用で付加価値をつけて顧客吸引力アップ(231.5 KB)
掲載年月日:2018年3月16日