窓口支援事例
株式会社タナック
特許商標社内体制

医療分野進出

企業情報

所在地
岐阜県岐阜市元町
ホームページ URL
http://www.k-tanac.co.jp/index.shtml
設立年
1996年
業 種
製造業
従業員数
30人
資本金
3000万円

企業概要

 当社は、顧客企業から提案される商品イメージから、最適素材・最適技術の選定を含めた設計、開発から製造までを行う企業です。高い加工技術を有し、独自加工技術により高性能の素材を生かした製品開発を行っています。
取り扱い製品は一般生活雑貨(靴インソール、骨盤矯正ベルト等)を中心として、様々な顧客に対する製品提供を行っています。近年では航空宇宙分野(ロケット)、医療分野等様々な分野への進出を行っていると共に、
自社ブランドの開発・製造・販売を積極的に展開しています。

自社の強み

 当社は、個別商品に最も適した素材、加工方法等を自社テクニカルセンターにて設計・開発・製造する強みを有します。特に自社オリジナル素材であるクリスタルゲル(商標登録第5938048号、第5444639号)、ウレタンゲルを中心とした「やわらかい素材感、人体皮膚感」を特徴に持つ素材を使った製品開発・製造に強みを有します。近年は、女性従業員を中心としたチームによる、高いデザイン性の自社製品開発を進め、自社ブランドの強化を図っています。

一押し商品

 骨盤美ベルト「Vi-Bel」です。本製品を装着することで、骨盤が締め付けられ、美しい姿勢になると同時に、中殿筋(腰骨と足の骨の付け根の間の筋肉で、歩行時や直立時の骨盤の安定化ならびに、重心位置の維持を行う筋肉)も刺激され、骨盤が安定し美しい姿勢をキープすることができます。背筋が伸びた正しい姿勢では、腹筋背筋が意識され、インナーマッスルが自然に使えるようになります。普段と同じ動きでも筋肉の使用量がUPするので日常生活がエクササイズになると共に、スポーツにおけるすべての動きの中心になる体幹強化を行います。

知財総合支援窓口活用の概要(記:窓口担当者)

窓口活用のきっかけ

 独自で開発された素材「クリスタルゲル」や自社製品の加工、販売に関して、他社からの受託製造に伴い新製品を開発するため、知的財産権取得や他社の権利侵害対策などについて相談するため、知財総合支援窓口を活用されました。

最初の相談概要

 同社は、独自製法のスチレン系エラストマー製品について、医療器具メーカーから医療器販売に際しての人体デモパーツの製造依頼を受け、新分野として「医療分野」への進出を決められていました。新規分野進出に際して、同社社長は、知財対応が今後の事業展開に非常に重要であると認識していました。そこで、産業財産権の概要、J-Plat Pat等による特許情報収集等の基礎的な内容からご説明しました。

その後の相談概要

 窓口の支援にて同社は、基礎的な知識を習得され、その後、知財戦略構築に向けた支援を求められました。専門家(中小企業診断士)も交え同社の知財に関する課題の整理支援を行い、製品開発、研究開発と連動した具体的な知財活動が可能となるよう、経営面でのアドバイスを行いました。

窓口を活用して変わったところ

 窓口支援を受け、同社は製品開発・研究開発に際して知財の意識を持つようになり、効率的な開発、戦略的な特許出願、技術力のブランド化のための商標権取得を行いました。医療分野での事業展開も進み、中小企業庁の「戦略的基盤技術高度化支援事業」の採択(平成25年度)を受け、より高度な研究開発が進みました。


企業からのメッセージ

 特許等の対応が必要である事は何となく認識はしていましたが、窓口支援を受け課題が明確化され、当社に必要な知財戦略構築が出来ました。特許等の出願を積極的に行う事も重要な成果の一つですが、知財体制構築、研究開発に際しての知財対応が自社で「自然に」対応出来るようになりました。事業展開に必要な知財対応については、知財総合支援窓口の支援を受ける事を強くお勧めします。

窓口担当者から一言

 同社は支援当初には、知財知識を有する社内人材が無い状態でしたが、社長、研究開発に関わる従業員の知財に対する意欲が非常に高い事から、支援はスムーズに進みました。自社内での知財人材育成も進み、新規分野の事業展開も広まっています。知財を活用した事業展開が具現化出来た事例です。 (森岡 裕充)

医療分野進出(276.1 KB)

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掲載年月日:2018年5月 7日

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