窓口支援事例

ANVIAN INTERNATIONAL株式会社
特許 商標

新規開発した土壌改良材の知財保護

企業情報

所在地 宮城県仙台市
ホームページ URL http://anvian.co.jp/
設立年 2016年 業 種 製造業
従業員数 5人 資本金 1,000万円

企業概要

 当社は、「安」全で、「美」味しく、「安」心な農産物を広め、安定した農業を応援するため設立した会社であり、社名のANVIANもこの「安」・「美」・「安」に由来します。当社はかねてより、無農薬有機栽培における減農薬、減肥料のための土壌改良材・植物活性剤の開発に着手し、宮城県内をはじめ東北地方の農作物や園芸作物の栽培地において実証実験を重ねてきました。そして、その実証結果が確認できたことにより、自社ブランド品としての土壌改良材の製造・販売をメインに業務を始めることになりました。

自社の強み

 当社は産・学・官と農家の協力により、農業に革命をもたらす土壌改良材の開発に成功しました。この土壌改良材はコーンコブ炭化物を赤土でコーティングしたものであり、権利化を図るため現在特許出願中です。
 また、商品名である「コーンコブミラクル」(商標登録第5883201号)と「Corn-cob Miracle」(商標登録第5970590号)を商標登録しました。
 現在は中国や東南アジアを中心とした海外での製造・販売も準備中であり、国内のみならず全世界を視野に土壌の安全、安心を与えられる土壌改良材を提供していきたいと考えています。

一押し商品

 生産者が抱えている病害を克服するため、トウモロコシの炭化物を利用した地力増強材コーンコブミラクルを開発し、販売を行っています。そもそも「コーンコブ」とはトウモロコシの芯の事であり、「コーンコブミラクル」は驚異的なトウモロコシの炭化物、奇跡を起こすトウモロコシの炭化物という意味合いで命名しました。世界では、炭の活用の歴史は古く様々な地域の少数民族、原住民が「黒い土」と呼び農業に活用してきました。日本でも古くから、もみ殻を炭化して燻炭を作り栽培に利用してきました。これらを踏まえ開発された天然素材100%の「コーンコブミラクル」は、生産者農家の最大の味方になると確信しています。
 我々は、日本の産・学・官の力で世界より先んじていると自負しています。「コーンコブミラクル」が夢の新素材、農家の最大の味方となれるように努力を重ねてまいります。

知財総合支援窓口活用の概要(記:窓口担当者)

窓口活用のきっかけ

 同社の担当者が長年の土壌改良材の開発や実証試験を通じて、農作物の生長や食味向上等についてある程度の成果を確認できたので、この製品を知財権で保護した上で本格的な製造・販売に着手したいとの意向で、産学官との協力の中で存在を知った知財総合支援窓口に相談に来られました。

最初の相談概要

 開発した土壌改良材に関して、特許性の有無を確認したいとのことであったため、知的財産権制度の概要を説明するとともに、J-PlatPatによる先行技術調査の支援を行いました。その結果、類似の先願特許を抽出し、本件土壌改良材との比較検討の支援を行いました。また、より専門的な見解等が必要であると判断し、専門家(弁理士)による支援も行いました。その後、同社は特許出願をされました。

その後の相談概要

 本件土壌改良材の販売名称に関しても、商標登録が必要であることを認識していただき、2件の商標登録出願支援を行いました。さらに、海外での製造、販売を計画していたので、中国等主要な国での商標権取得の必要性を説明し、助成金制度(宮城県中小企業等外国出願支援事業)を利用して外国商標登録出願の支援も行いました。

窓口を活用して変わったところ

 相談者はもともと知財に対する意識を多少は持ち合わせていましたが、自身では不可能であると思っていた先行技術調査や商標登録出願の手続き等を行えるようになり、それに伴い、自社製品の知財での保護の重要性を改めて認識するようになりました。また、ノウハウを含めた秘密管理や協力会社等との各種契約についても当窓口で支援できることを知り、これらについても興味を示しています。


企業からのメッセージ

 知財総合支援窓口は、開発した製品の権利確保に向けた支援のみならず、知財戦略や助成金制度の利用等、様々な支援を幅広く受けることができます。弁理士等の専門家の相談も利用して、知財に関して納得いくまで無料で支援を受けられるので、是非知財総合支援窓口を活用されることをお勧めします。

窓口担当者から一言

 「日本の農地は劣化している」との持論のもと、「健全な農作物は健康的な農地から」を旗印に、素晴らしい土壌改良材を開発されました。大学、自治体等の各種関連機関の協力も得て精力的に活動されています。知的財産で保護された本件土壌改良材が今後多方面に認知され、数多く活用されることを切に希望いたします。 (森 一英)

新規開発した土壌改良材の知財保護(325.2 KB)

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掲載年月日:2018年5月10日

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