窓口支援事例
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特許契約・法務

学習教材玩具の権利化と活用

企業情報

所在地
滋賀県東近江市
ホームページ URL
https://kotobanarabe.com
設立年
2015 年
業 種
オーダーメイド雑貨制作・販売
従業員数
1人
資本金
-

企業概要

 手作りで木工製品の製造販売やペーパーアイテムのデザイン等をオーダーメイドで行っています。

自社の強み

 お客様の考える「こんなものがあったらいいな」や「こんなの楽しそう」というアイデアを相談しな がら形にしています。
 近江商人の三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)の考え方を元に、「何事にも楽しく」をモットーに運営しています。

一押し商品

 今回権利化できた「kotobanarabe」(特許第 6164563 号「学習教材 玩具」)は、ひらがなを繋げてどんどん言葉を作っていく知育玩具です。子どもからお年寄りまで脳を柔らかく刺激し、遊びながら学べるカードゲームです。コミュニケーション力も高めながら、幅広い年齢層に手軽に楽しんで もらえる商品です。
 また、記念品や贈り物として好評の「ippoo」もオススメです。こちらは温かみのある天然木で、生まれたときの足形を原寸大そのままに再現し、側面から見たときには名前がかたどられている商品です。出産のお祝いや20歳の記念など、お子さまの成長を祝う記念品として好評です。

知財総合支援窓口活用の概要(記:窓口担当者)

窓口活用のきっかけ

 相談者が滋賀県のインキュベーション施設「米原SOHOビジネスオフィス」に相談された際、同施設のインキュベーションマネージャーに当窓口を紹介して頂いたことがきっかけです。

最初の相談概要

 相談者が創作された学習用のカード遊びについて、知的財産権が取得できるかどうかの相談でした。 そのカード遊びの内容について聞いたところ、非常に面白いものでしたが、カードの遊び方は人為的 な取り決めであり、特許には馴染まない旨を説明しました。しかし、カード自体がユニークであり、その構成で権利取得できるか否かを、当窓口専門家の相談会にて相談するようアドバイスしました。

その後の相談概要

 外部の相談会にて相談された結果、構成に権利化の可能性があるとのことで、窓口では特許調査や特許出願の支援を行い、その後の拒絶理由通知にも専門家(弁理士)の支援を受けて特許登録になり ました。現在は、販売に向けて、協力会社とともに商品化の実現に進まれています。また、協力会社との通常実施権許諾契約についても支援をしています。

窓口を活用して変わったところ

 創作されたカード遊びを世間に広めたいという相談者の思いから、知財総合支援窓口を利用される ことにより、アイデアを権利化することが可能となり、更にその権利化によって商品化する協力会社 が得られました。これらの過程を通じて知財権の重要性に気づかれ、今後の事業展開において知的財 産を活用されることを推進されています。


企業からのメッセージ

 当初「kotobanarabe」を知財権で保護するつもりは無かったのですが、ひょんなことから権利化することになりました。
 もし、こんなものでも権利化できるのか?と悩んだら、一度相談してみてはいかがでしょうか?人生なにが起こるかわかりません。

窓口担当者から一言

 相談者のアイデアを権利化できたことにより、商品販売したい協力会社の動きが加 速しました。権利化された商品が世の中に販売されることが叶えられるまで、支援で きたことは幸せであると感じています。これからの商品販売の展開が全国的に広がっ ていくことを期待しています。 (吉井 映滋)

学習教材玩具の権利化と活用(323.1 KB)

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掲載年月日:2018年6月28日

更新年月日:2023年8月 2日

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