窓口支援事例
有限会社むねよし企画
特許商標

いびき防止マウスピースの知財支援

企業情報

所在地
広島県広島市
ホームページ URL
http://muneyoshi-kikaku.co.jp/
設立年
2003年
業 種
その他サービス業
従業員数
4人
資本金
1300万円

企業概要

 当社は、生命保険の代理店が本業です。特に企業(法人)の保険が主体で、企業の従業員の退職金の積み立てのお手伝いをさせて頂いております。また、当社では種々のグッズの企画・販売等も行っております。

自社の強み

 当社のお客様である医療関係のドクターから「隣の患者のいびきがうるさくて眠れない」と言う患者様の話を聞いたことを受けて、独自の視点で試行錯誤を繰り返しながらいびき防止マウスピース「いびきピシャッと」を商品化しました。自社はもちろん、大手メーカー・ホームセンター等への販路も確保でき、販売を開始しております。
 このように、当社ではお客様の要望に応じて誠意と熱意をもって商品を開発・提供致します。

一押し商品

 当社のいびき防止マウスピース「いびきピシャッと」は、短小軽薄で、柔らかい樹脂を使用し、上下の前歯を合わせて噛むことで、下顎を引き出すことができ、喉奥に沈んだ舌根を引き上げ、気道を確保して「いびき」を軽減することができます。弾力性のある樹脂なので顎に負担がかかることがありません。いびきで悩まれている方に是非、試して頂きたいと思います。また、マウスピースなので歯ぎしり対策にも使うことができます。

知財総合支援窓口活用の概要(記:窓口担当者)

窓口活用のきっかけ

 自社で試行錯誤しながら考えたいびき防止に関するアイデアを商品化したいと、公益財団法人ひろしま産業振興機構に事業化の相談をされた際、特許の重要性についての話と、当窓口の紹介があり、その後特許出願方法等を教えて欲しいと相談に来られました。

最初の相談概要

 いびき防止マウスピースについて特許出願の可能性の相談を受け、特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)を利用した先行技術調査の検索方法について指導を行いました。先行技術との相違点を考慮しながら進歩性等の説明を行い、特許出願したいとの社長の意向に沿って特許出願方法について説明しました。

その後の相談概要

 特許出願にかかる費用を抑えるために社長自ら出願書類を作成され、相談に来られました。書類を確認し、特許請求の範囲等うまく記載できていない箇所については、当窓口の専門家(弁理士)のアドバイスを受け修正を行う等、何度か相談に来られて出願書類の完成に至りました。

窓口を活用して変わったところ

 当窓口を活用することによって、知的財産権の重要性を理解されたと思います。そして、いびき防止マウスピースの商品化に伴って商品名「いびきピシャッ!と」の商標登録出願(商標登録出願2017-72676登録査定)を行う等、知的財産に対する意識が変わってきたように思います。


企業からのメッセージ

 特許について知識を持ち合わせておらず、自ら特許出願書類を作成したため大きな壁に突き当たりました。こうした中で、特許請求の範囲、実施例の書き方等の基本を何度も繰り返し教えて頂き、何とか自分自身で作成することができました。本当に助かりました。支援して頂いたことに感謝します。皆さんも悩まれたら是非窓口に相談してみてください。

窓口担当者から一言

 当初は本当に商品化できるのか、特許の出願書類が作成できるのか半信半疑でしたが、社長の熱意と努力で商品化でき、また、特許、及び商標登録出願ができました。今後、特許、及び商標の権利化までサポートさせて頂くとともに、新たな商品開発等が出てくれば継続して支援させて頂きたいと思います。 (曽我部 秀雄)

いびき防止マウスピースの知財支援(220.6 KB)

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掲載年月日:2018年7月 2日

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