窓口支援事例

日本チャレンジ株式会社
特許 商標 著作権

鉛筆から書き方教室のビジネスモデル構築

企業情報

所在地 京都府宇治市
ホームページ URL http://nihon-challenge.com/
設立年 2016年 業 種 教育・学習支援業
従業員数 5人 資本金 100万円

企業概要

 当社の起源は、幼稚園をお借りして開いた「かきかた教室」です。その後、自宅教室、保育園と教室を増やしましたが、一貫して「子ども達に美しい文字の書き方を指導する」ことを目標としています。美しい文字を書くためには鉛筆の持ち方や姿勢が重要になってきます。鉛筆の持ち方が正しくなると、長時間の学習にも耐えられるようになり、成績の向上も期待できます。
 しかし、「鉛筆を正しく持つ」ことを大勢の生徒さんに教えることは非常に困難です。そこで、当社は「誰でも簡単に正しく持てる鉛筆」を開発しました。当社では、現在、「かきかた教室の運営」と「かきかたに関する教材の開発・販売」を二本柱にしています。

自社の強み

 当社の運営する「かきかた教室」で学習した子ども達は、美しい文字が書けるようになるだけでなく、「一定時間座って勉強する」習慣を身につけることができ、保護者の方々にも大変喜んでいただいております。また、当社が開発したオリジナル鉛筆「京都かきかた鉛筆」は、元々は当社の運営する「かきかた教室」で教材として使用するために開発したものですが、その後、かきかた用ワークブックや指導者用DVDなども開発し、一般向けに販売したところ大変ご好評いただきました。このように、「かきかた教室」という現場を持ち、「教室で使う教材を開発・販売」することにより、現場で役立つ教材を開発することができ、効率的な教育ができます。

一押し商品

 かきかた教室では、子ども達に鉛筆の正しい持ち方や、“とめ”、“はね”、“はらい”に注意したひらがなの書き方、音読等を指導しています。鉛筆を持つ指の位置がずれていると、見逃さずに手を添えて丁寧に教えています。
 教室で用いるオリジナル鉛筆は、断面が三角形で、表面に親指や人さし指、中指を置く個所を示す印が付いています。子ども達の指導経験をもとに、「どうしたら正しく持てるか」と創意工夫を重ねて生み出したデザインです。左利きにも対応しているのが特長で、特許も取得しました(特許第6245770号)。この鉛筆を使い始めてから、「以前と比べてはるかに教えやすくなった」と講師からは好評です。家庭や学校でも利用できるように、インターネットで販売しています。

知財総合支援窓口活用の概要(記:窓口担当者)

窓口活用のきっかけ

 「母親達が作る平成の寺子屋子ども達のためのかきかた教室」をテーマとした会社の起業について中小企業支援機関に相談されたところ、同社のオリジナル鉛筆の知的財産権による保護について検討するようにとのアドバイスを受けられ、知財総合支援窓口に相談に来られたのがきっかけです。

最初の相談概要

 「子ども達が正しい書き方をマスターできるオリジナル鉛筆を、知的財産権で保護できないか」との相談を受け、同社が事前調査された先行技術文献や、試作品の確認等、権利化に向けた検討を行うこととしました。先行技術文献との差異を見出すのが困難でありましたが、専門家(弁理士)を派遣して、アイデアを特許として権利化するには何が必要か、拒絶理由通知でどのように対応するか等について検討し、登録までの支援を行いました。

その後の相談概要

 オリジナル鉛筆及びその練習用教材の販売に際して、「いくつかのキャラクターを使用して販売したいので知的財産権で保護できないか」、また、「かきかた教室をブランド化するにはどうすればよいか」との相談があり、著作権の活用によるキャラクター保護やかきかた教室の企画・運営、文房具類等での商標権の取得についての助言を行いました。

窓口を活用して変わったところ

 同社は「平成の寺子屋」をコンセプトに、オリジナル鉛筆を武器にして子ども達向け「かきかた教室」として起業され、教材の販売、広報、中小企業支援機関の活用等、積極的に活動され、子ども達に特化した書き方教室のビジネスモデルを構築されています。その活動の中で、必要で適切な知的財産権の活用を図られておられます。


企業からのメッセージ

 子ども達に特化したかきかた教室のビジネスモデルは、鉛筆などのハード面だけではなく、子ども達が学びやすく、講師も教えやすい、お互いに価値のある指導方法であるソフト面が必要です。知財総合支援窓口は、ハード面でもソフト面でも多くの専門家を抱えておられますので、心配事があれば、どんなことでも相談されることをお勧めいたします。

窓口担当者から一言

 鉛筆の持ち方が子ども達の心を育むオリジナル鉛筆の特許権利化のご相談からスタートしましたが、書き方を教える指導方法にも特長があるとのことですので、鉛筆にまつわるハード面だけではなく、ソフト面からも支援を行っていきたいと思います。 (九鬼 正雄)

鉛筆から書き方教室のビジネスモデル構築(296.6 KB)

このページを印刷する

掲載年月日:2018年7月 2日

更新年月日:2021年8月18日

ページのTOPに戻る
  • 特許情報分析支援事業
  • コピー商品撲滅キャンペーン
  • J-PlatPat
  • Graphic Image Park 画像意匠公報検索支援ツール
  • 開放特許情報 データベース
  • 新興国等知財情報データバンク
  • 知的財産権活用企業事例集2018 ~知恵と知財でがんばる中小企業52~
  • 知的財産権活用企業事例集2016 知恵と知財でがんばる中小企業
  • 知的財産権活用企業事例集2014 知恵と知財でがんばる中小企業
  • JETRO
  • イノベーションネット
  • J-Net21支援情報ヘッドライン
  • ミサラボ
  • 中小企業ビジネス支援検索サイトJ-Net21
前へ
次へ
  • 特許庁
  • 各経済産業局等 知的財産室
  • 独立行政法人 工業所有権情報・研修館
  • 知的財産相談・支援ポータルサイト
  • よろず支援拠点