窓口支援事例
株式会社漱石
商標ブランド

知財を活用した企業イメージ・ブランド戦略構築

企業情報

所在地
熊本県八代市
ホームページ URL
http://www.soseki1977.com/
設立年
1977年
業 種
飲食業、商品開発及び販売
従業員数
108人
資本金
1000万円

企業概要

 当社は1977年に創業し、熊本県内に居酒屋とダイニングバーを8店舗展開中する飲食グループです。
 故郷、八代・熊本の方々に支えられて約40年…皆様のおかげで、(株)漱石の「今」があります。「故郷に、恩返しがしたい!食で八代・熊本を元気にしたい」という思いから、数年前より、地元の素材にスポットを当てた食品開発に取り組んでいます。当社は、優秀なスタッフを育成し、スタッフと共に、常に革新しながら、地域の人たちに支持されて成長し続ける会社を目指しています。

自社の強み

 水豊かな熊本、温厚な気候でトマトの生産日本一の八代に、当社はございます。
 食は人間の基本です。その食から地域を、そして日本を元気にしたいという信念を元に、地域の農産物をふんだんに利用したブランド商品を開発しています。この想いと実行力が、当社の強みです。
 現在、「八代」「熊本」にこだわった製品をもっとたくさんの人たちに食べていただきたいと思い、トマトを使った商品開発にも力を入れ ています。

一押し商品

【熊本アヒージョこのしろ】
 ワインのお供にピッタリのアイテムです。寿司ネタで有名な「シンコ」「コハダ」の出世魚であるコノシロを、風味豊かにアヒージョに仕上げました。
 開封して、そのままでも美味しく楽しめます。温めると更に美味さUP!残ったオイルは、パスタやご飯などに合えるだけで、本格的なリゾットやパスタが〆のメニューで楽しめます。
 この【熊本アヒージョこのしろ】は熊本県内や東京都内の百貨店、物産店等でお求めいただくことができます。また、豪華寝台列車のメ ニューにも採用される等、多方で好評をいただいています。

知財総合支援窓口活用の概要(記:窓口担当者)

窓口活用のきっかけ

 熊本県・県南地域の活性化のために、地域食材を使った開発をくまもと県南フードバレー推進協議会と一緒に進められており、地域の代表農産物を用いた食材の研究成果によるブランド構築を目指されたいと、窓口にご連絡いただいたのがきっかけです。

最初の相談概要

 当窓口のブランド専門家とともに、八代を中心に20年間経営してきた同社のアイデンティティの整理と、継続的なブランド開発につながる仕組みの構築を目的に支援を行いました。
 また、一貫性のあるブランド展開を図るため、商標制度や出願書類作成方法のご説明、また、専門家(弁理士)による商標戦略の支援を行いました。

その後の相談概要

 相談を通じて、統一した企業理念の構築と、一貫性のあるブランド展開を図るため商標の検討を行い、統一ロゴの権利取得(商標登録第 5847804 号)をされ、すべての商品にロゴを付されて販売されています。同時に、グループ店舗名「金之助」についても商標(商標登録第 5847805 号)を取得されております。

窓口を活用して変わったところ

 当初、同社は知財に関する知識や経験も浅かったのですが、窓口の支援を通じて知財に対する意識が深まりました。継続的に商品開発を進められる中、その都度相談もいただいて社内の更なる意識向上も図られ、知的財産の活用を積極的に行われています。


企業からのメッセージ

 当初、まったく何もわからない状況の中、一つ一つ親切にアドバイス頂きました。このような支援 窓口があり、とても感謝しています。皆様にも、まずは一度活用頂き、自社の発展のきっかけに繋げて頂きたいと思います。

窓口担当者から一言

 現在、八代地域は海外からの大型客船も停泊し、インバウンド効果も期待できます。同社が中心となり、八代地域の農産物や商品で地域活性化を図られるよう期待しております。
(荒岡 慶志)

知財を活用した企業イメージ・ブランド戦略構築(325.9 KB)

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掲載年月日:2018年7月11日

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