窓口支援事例
株式会社たかはし農舎
商標ブランド

おいしい野菜の差別化・ブランド化支援

企業情報

所在地
秋田県仙北郡美郷町
ホームページ URL
http://takahashinosha.com/
設立年
2018年
業 種
農林水産業
従業員数
5人
資本金
100万円

企業概要

 当社は秋田県美郷町に拠点を置く農産物生産販売会社です。きゅうりづくり40 年、野菜本来のおいしさを日々追求しております。
『たかはし農舎の経営理念』
※私たちは農産物を通じてお客様の笑顔と健康を共に考え歩んでいきます。
※私たちは農産物の『おいしさ』を常に追求します。
※私たちは日々農業技術追求を行い、農産物の安心安全の更なる向上を目指します。
※私たちは次世代を育てる農業を目指します。
※私たちは社会、地域に貢献できることを提案、実行します。

自社の強み

 当社がつくる野菜は有機肥料の量を必要最低限に抑えながら土壌の菌類も充実させる独自の農法で育てあげております。人間と一緒で野菜にも必要な栄養素と量があるので、野菜に寄り添って条件を整えてあげることが大事だと考えます。
 当社では、いろいろな食べ方を提供するために断面が星形やハート形のきゅうりを受注生産しております。また、きゅうりのほかにも、やわらかく繊細かつ旨味のあるほうれん草を育てています。
 常に寄り添い健康に育った野菜は本来のおいしさを教えてくれます。安全でおいしい野菜で家族の健康と笑顔のお手伝いができれば幸いです。

一押し商品

 当社は、野菜を育てることは作品を作ることだと考えています。当社がプロデュースするフェアリーファーム(商標登録第6032504 号)ブランドのきゅうりは出荷量も安定してきており、マーケットのお客様からもおいしさや品質の面で高い評価いただいております。指名買いが増え、応援のメールや手紙が増えてきており、とても嬉しく思います。
 当社のきゅうりは野菜栽培の要である土、肥料、生育の3 つの要素を徹底的に研究し独自の管理でおいしさ、安心安全を追求しております。
 きゅうりづくり40年、お客様の笑顔を第一に考え、これからもきゅうりに寄り添います。

知財総合支援窓口活用の概要(記:窓口担当者)

窓口活用のきっかけ

 同社社長は、理想とする農業を模索する中、多くの経営者と出会い、他者との差別化やブランド化の重要性を認識していました。そのツールとしての商標に関心を持たれたことがきっかけで、知財総合支援窓口を来訪されました。

最初の相談概要

 商標について理解を深めたいとのご相談をいただき、商標制度の概要や出願手続きの流れ、費用、JPlatPatによる商標調査の方法などを説明し、ご理解いただきました。その後、同社社長は出願の意向を固められ、ブランド名である「フェアリーファーム」の商標登録出願を支援しました。

その後の相談概要

 企業ブランディングや法人化に関してもご相談をいただき、秋田県よろず支援拠点やあきた産業デザイン支援センターと連携し、コーポレートアイデンティティやブランド戦略、販促ツール開発に関し支援しました。商号のたかはし農舎(登録第6123155号)の商標登録に関しては、自他識別力について専門家(弁理士)を活用し、その助言を得て出願・登録となりました。

窓口を活用して変わったところ

 企業ブランディングや商標登録により、より着実にブランドの育成・発信に取り組まれているように感じております。法人化に伴う法人登記や財務管理方法についても秋田県よろず支援拠点と連携して支援しましたが、インターネットでの情報発信等に関してもご相談を頂いておりますので、今後も秋田県よろず支援拠点やあきた産業デザイン支援センターと連携して、支援していく予定でおります。


企業からのメッセージ

 秋田県知財総合支援窓口は、いつも親切で親身な対応で感謝しております。
 知的財産以外の分野で困ったことがあっても、秋田県よろず支援拠点などとの連携で問題解決していただいたこともあり気軽に相談できる良きパートナーです。
 中小企業の経営者、当社のような登記間もない経営者の方は是非ご活用いただけたらと思います。

窓口担当者から一言

 同社社長は農業の価値を高めていきたいとのことから、土づくりから野菜づくり、食卓の笑顔づくりまで熱心に取り組んでおられます。今後も同社のますますの発展と地域活性化へとつながる支援をしていきたいと考えております。 (小松 敏成)

おいしい野菜の差別化・ブランド化支援(679.2 KB)

このページを印刷する

掲載年月日:2019年7月12日

更新年月日:2022年1月14日

トップに戻る
  • 特許庁
  • 経済産業省
  • 独立行政法人
  • 知的財産相談・支援ポータルサイト
  • よろず支援拠点