窓口支援事例
有限会社ザ・ベスト
特許商標事業・経営

ワンバウンド野球打撃練習用具

企業情報

所在地
京都府京都市
ホームページ URL
-
設立年
1989年
業 種
卸・小売業
従業員数
2人
資本金
300万円

企業概要

 当社は自動車販売業として創業し、スポーツ・リハビリ機材等の販売をしております。近年、代表者の長年の高校野球監督等の経験を基にした野球用打撃練習用具(初心者から上級者向け)を発明・開発し、製造・販売を開始しました。現在、この打撃練習用具を、多くの野球チームへの普及を図るべく、販売・普及に取り組んでおります。

自社の強み

 当社代表は、長年の野球指導経験(高校野球・青少年野球等での現場指導、監督としての高校野球甲子園出場)、海外(中国)での野球指導、自らの野球打撃理論の探求成果等を踏まえ、独創的な打撃練習用具を発明・開発しました。

一押し商品

 今回開発した打撃練習用具は、傾斜した防球ネツトを張り付けた金属フレーム枠体で構成され、これを打者の前方の地上に設置し、ボールをトスしてネット面から上方に跳ね上がり落下するまでの間に打者が打つことを特徴とします。この用具はトスされたボールがネットから不規則に跳ね上がるため、投手と相対する時と同じような状態で打撃練習を気軽に行うことができ、打撃リズム・タイミングを容易に体感して習得できます。また、この用具は、右写真の様に打者の後方からトスし、上方に跳ね上がるボールを前方に打ち返す練習方法も可能で、トスする人が打者の後方に位置することにより、打球が当たることがなく打球事故(ケガ)の心配も軽減されます。

知財総合支援窓口活用の概要(記:窓口担当者)

窓口活用のきっかけ

 打撃練習用具のアイデア(発明)を発案され、これに関する特許取得策と試作等につき、当窓口に相談に来られたことがきっかけです。

最初の相談概要

 同社は特許関連に係る費用を抑えたいというご意向があり、以前自ら特許出願された経験もあることから、今回も自社で出願をされるとのことでした。当窓口では、減免制度のご紹介や、電子出願手続きについての助言を行いました。

その後の相談概要

 当窓口で数回にわたり出願書類について支援を行い、自社で特許出願や審査請求(減免制度利用)をされた後、拒絶理由通知に対し、審査官の出張面接(INPIT関西)を提案し、試作品を持参しての審査官面接を経て特許登録を得ることが出来ました(特許第6402293号)。また、商品化に向けて用具名称の商標登録出願も支援するとともに、特許権を取得した本件用具の試作、野球用品メーカーへのライセンス策等の助言を行いました。
 加えて、民放TV「発明の日(2019年4月18日)の報道番組:京都発明協会支援の発明品紹介」での実演紹介を行いました。

窓口を活用して変わったところ

 本件の独創的と思えるアイデア(発明)は簡単な構造でありましたが、審査官との面接による工夫点の説明等を通じて特許取得ができ、商品化意欲が高まったと思います。そして、本件用具のコスト削減努力、相談者の人脈、TV放映での実演PR等にて、野球競技者への認知も高まりつつあり、京都府内の野球チームに58台の販売(2019年4月~7月末時点)を行い、今後3年間で約300台の販売を予定しておられます。


企業からのメッセージ

 知財総合支援窓口を利用することで、特許の権利化が実現でき、商品化に向けて試作・PR等にも支援をいただきました。特許の取得・活用等に関し、当窓口への相談をお勧めします。

窓口担当者から一言

 相談者の豊富な野球経験、探求成果を基にした独創的な打撃練習用具の特許取得ができました。今後、本件用具の普及、野球技術の向上に寄与いただくととともに、更なる新たな発明、新製品創出に協力していきたいと思います。 (福本 徹)

ワンバウンド野球打撃練習用具(309.8 KB)

このページを印刷する

掲載年月日:2019年10月 1日

トップに戻る
  • 特許庁
  • 経済産業省
  • 独立行政法人
  • 知的財産相談・支援ポータルサイト
  • よろず支援拠点