窓口支援事例

モア・ガーデン
特許 意匠 商標

「大学と共同開発した地元材料使用菓子の知財保護」の支援

企業情報

所在地 岡山県倉敷市
ホームページ URL -
設立年 1996年 業 種 宿泊・飲食業
従業員数 4人 資本金 200万円

企業概要

 子供の頃から“ケーキ屋さん”になりたくて、東京や倉敷でお菓子作りを学び、平成8年にJR中庄駅の南口正面に自家焙煎珈琲とお菓子を喫茶スペースで飲むことができる洋菓子店をオープンしました。
 四季の味わいを大切に、より(More)自然栄養に心がけたお菓子作りや焙りたての珈琲豆を販売しております。

自社の強み

 珈琲は自家焙煎なので鮮度と香りがとても良く、特にアイスコーヒーは冷たくしても香ばしいため、やみつきになると評判です。
シュークリームは注文を受けてからクリームを詰める新鮮さが強みです。
 冬から春にかけては苺を、夏は白桃を、秋にはシャインマスカットをフレッシュな状態でケーキにトッピングしていて、その時点で最もおいしいものを提供しています。さらに、旬な材料を軽く干してブランデー漬けしたものを使った新商品にも取り組んでいます。

一押し商品

 タコの形をした人生の扉を開くパイ菓子『おくと、パス』です(商標登録6097988号、意匠登録1619312号)。
当店と玉島信用金庫、倉敷芸術科学大学(芸術学部)の共同研究で開発した新商品です。パウダー化した下津井のタコ、京都市の北野天満宮で願掛けした岡山県産のナイカイ塩業(株)の塩、小田象製粉(株)の小麦粉『もんげー粉』と『でぇーれぇー粉』を材料とし、おかやまイッパイ!です。倉敷市の日本遺産応援スイーツです。
 「机に置いて“サクッと”合格!、仕事は“パリッと”キメル!、ステキな恋を“チュッと”スイよせちゃおう!」がキャッチコピーで、パッケージのシールに願いを記入できます。当初の受験生向けに加えて、資格試験、入社試験、個人の目標達成向けに客層を広げています。
 タコの足に因み888円(税込み)です(21個入り)。

知財総合支援窓口活用の概要(記:窓口担当者)

窓口活用のきっかけ

 店はイートーインのテラスが併設された洋菓子店です。お菓子の材料は岡山県産の果実や体に良いものを積極的に使用しており、「郷土愛」と「観光」をテーマにした新商品を常に開発されております。同店代表(シェフパティシェ)から、「材料に岡山県倉敷市下津井産の蛸の粉末を使ったパイを開発しており、商品名が他人の商標権を侵害していないか確認したい」との相談をいただきました。

最初の相談概要

 先行商標調査の方法を支援し、権利侵害の可能性は少ないと助言しました。倉敷芸術科学大学と共同でパッケージデザインを開発し、材料である蛸をイメージする図形が追加される可能性があるとのことでしたので、図形商標調査の必要性を説明し、商標登録されることを推奨しました。

その後の相談概要

 商標登録したいとの相談をいただき、決定した商標(材料である蛸をイメージした図形と「叶」の文字)について、商標の登録要件、先行商標調査の方法、出願書類の作成方法を説明し、出願手続きを支援しました。また、パイは蛸をモチーフとした形状であり意匠登録もしたいとの相談をいただきました。型枠の使用により再現性のある形状であること、形状のバリエーションは予定していないことを確認し、意匠の登録要件、先行意匠調査の方法、出願書類の作成方法を詳しく説明したうえで、出願手続きを支援しました。商標及び意匠とも登録査定となり、登録料を納付後、商標登録第6097988号、意匠登録第1619312号として登録されました。

窓口を活用して変わったところ

 過去に相談者自身の手続きで商標登録をされた際に登録維持年金納付失念で権利消滅された経験があり、商標・意匠の権利取得後の管理方法も相談いただきました。その後も別商品名の商標登録出願や、パイの製造方法(特許/ノウハウ)も相談いただき、新商品の企画及び改良段階で知財総合支援窓口に相談する意識ができたと思います。
また、商標及び意匠を積極的に活用するため、商品説明書や広告に商標登録出願及び意匠登録出願済みであることを記載して、商品展示会に出展されました。商標に「叶」の文字があることから受験シーズン等で売り上げが伸びています。


企業からのメッセージ

 相談当初は、商標侵害をしていないか確認できれば良いと考えていましたが、知財総合支援窓口で相談を重ねることで、商標や意匠の出願・権利化の必要性を理解することができ、権利化に至りました。その後の開発品も都度相談しています。日常の業務が忙しくて知的財産の権利化等に手が回らない方でも知財総合支援窓口に相談すれば、確実に前に進めると思います。

窓口担当者から一言

 今後も縁起物として受験シーズンの販売強化や教育機関等向けにPRするにあたり、商標及び意匠を積極的に使用することを期待します。 (重田 賢一)

「大学と共同開発した地元材料使用菓子の知財保護」の支援(348.0 KB)

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掲載年月日:2019年10月17日

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