フラワーリングの特許商標権取得と事業展開

企業情報

所在地

埼玉県さいたま市

ホームページ URL

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設立年

201６年

業 種

生活関連・娯楽業

従業員数

１人

資本金

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企業概要

　当社は「ユニバーサルデザインの視点で生活用品を開発したい！」という想いから２０１６年に設立しました。
　使って便利なさまざまなアイデア商品の企画・開発に取り組み、『フラワーリング』がNHKニュース・おはよう日本「まちかど情報室」でも放映され、好評を博しネットや雑貨店等へ販路を拡大しました。また、口コミも
広がり売上げを伸ばしています。
　カラーのバリエーションを増やしたり、さまざまな利用方法ができる様、改善を重ね、顧客のニーズに応えられるよう取り組んでいます。

自社の強み

　袋保持具について、特許権及び商標権を取得し現在権利維持中です。
　アイデアの豊富さと持ち前のバイタリティーを武器に、便利グッズの開発に取り組んでいます。生活用品を中心に幅広い人脈を駆使し、地道で着実な草の根活動を現在まで継続できたことも自社の強みです。
　商品開発に当たっては、商品の便利さのみならず、使っていただく方の身になって、使用説明書をわかりやすく工夫し、また、耐荷重試験、品質管理など十分な目配りをしています。

一押し商品

　『フラワーリング』（特許第４１７８５２４号／商標登録第５７５６６５６号）は、家庭・車中・オフィス等、さまざまな場所でさまざまな使用方法ができる優れた商品です。
　例えば、『フラワーリング』に水切りネットを引掛け、吸盤を使用すれば簡易生ごみ入れになり、車中やオフィス等では、ビニール袋や紙袋を引掛ければ、簡易ゴミ箱になります。また、ゴミ箱だけでなく、タオル掛け、洗濯バサミ入れ等、使用者によって用途が広がる商品です。

知財総合支援窓口活用の概要（記：窓口担当者）

窓口活用のきっかけ

　多様なアイデアを役立つ商品に育て上げる取り組みの中で、アイデアの模倣を防ぐ方法はないかと窓口を訪問されました。特許出願の相談でしたが、窓口からの助言として、特許出願後に自身で販路拡大していく上では、商標権も必要性が高いことを伝え、幅広い知財支援のスタートとなりました。

最初の相談概要

　『フラワーリング』に係る特許権と商標権の出願から権利化までの出願支援のみならず、現在までに取得した同社の知的財産権の棚卸しから権利維持管理を自前で行う手法まで支援しました。
　また、取得した特許権と商標権を企業にライセンスするべく当窓口の専門家（弁護士）から契約書を作成する上での注意点や記載方法等についてアドバイスを受け、ライセンス契約を締結することができました。

その後の相談概要

　特許権については、残余の権利期間と維持費用を勘案し、新たな改良型のコストダウン商品開発と特許権取得に向けて窓口を引き続き、ご利用いただいています。
　さらに、ライセンス先企業探索を自社で持続的に行い、第二のライセンス先企業が見つかったため、ライセンス契約時の留意事項・ノウハウの不用意な流出を防止する方策等につき支援を行っております。

窓口を活用して変わったところ

　同社は豊富なアイデアをどのようにして保護して活用していくかの理解が乏しく、知財活用も苦手でした。
　窓口を利用して支援を継続的に行う中で、知財と経営の密接不可分な関係性に気づきが得られただけでなく、取得した知財権を上手に活かして製造会社・販売会社とライセンスに結び付けることができるようになり、『フラワーリング』として商品化し、有名店で販売を開始することが出来ました。

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企業からのメッセージ

　私が窓口を訪れたのは、ユニバーサルデザインの視点で生活用品等を開発したいと思ったからです。親身になって教えていただいたおかげで、特許権や商標権の取得並びに個人事業主申請のこと等もわかり、幸いごみ入れが『フラワーリング』の名称で商品化され、NHKニュース・おはよう日本「まちかど情報室」でも紹介され、販路を拡大できました。今後も商品化に努めていきたいと思っております。相談に行けば経験豊かな窓口担当者が快く迎えてくださいますので、ぜひ一度利用なさってみて下さい。

窓口担当者から一言

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掲載年月日：2019年10月28日