特許取得(特許第6446610号)の室内水耕栽培及び熟成加工を使用し、快適労働環境の中で障がい者の方が生き生きと働ける新しい雇用の形を企業に提案し、現在、15社の企業が参加しております。
障がい者30名を新たに雇用し、室内水耕栽培及び熟成加工した発芽黒ニンニク加工品を販売中です。
知財とは何か、特許とは何か分からないまま知財総合支援窓口を訪ね十数年が経ちました。今では当社の知財部のように、事あるごとにお世話になっております。知財を軸に様々な切り口からビジネスの相談ができるので、当社のように一人で事業を行っている者にとっては非常に心強い存在です。現在、民間企業の障がい者雇用状況(法定雇用率2.3%)は、雇用障害者数、実雇用率ともに過去最高を更新しましたが、法定雇用率達成企業の割合は48%にすぎません。弊社開発(特許取得)の室内水耕栽培及び熟成加工を使用し、快適労働環境の中で障がい者の方が生き生きと働ける新しい雇用の形を企業に提案し、現在、15社の企業が参加、障がい者30名が新たに雇用されています。2024年度から障害者法定雇用率が2.4%に、3年後には2.7%となります。多くの障がい者の方が企業に安定的に雇用され、生活の基盤が確立され、自立できる社会を目指して弊社も頑張って行く所存です。
同社社長のバイタリティと事業に向き合う真摯な心構えにはいつも感心させられます。知財をうまく活用するも知財を過信せず、信用を第一に掲げ事業に取り組まれている姿は素晴らしいです。次々と湧き出るアイデアとそれを事業に結びつける柔軟な発想、汗をかくことを厭わない姿勢には応援のし甲斐を感じています。
(村上 綾子)
「発芽ニンニク水耕栽培」(特許)を核とする障がい者雇用システムの構築(1.1 MB)
掲載年月日:2020年11月12日
更新年月日:2023年8月25日