窓口支援事例
ユーレカ工房
特許意匠事業・経営

学校教材・デジタルコンテンツの企画販売事業の起業支援

企業情報

所在地
新潟県新潟市東区
ホームページ URL
https://eureka.niigata.jp/
設立年
2019年
業 種
製造業(教材の企画・開発・販売)
従業員数
2人
資本金

企業紹介

 ユーレカ工房は、「良質な教材を子供たちへ」というキャッチフレーズのもと、電気機器メーカーでの製品開発や小学校教員だった経験を生かしてデジタル機器を使った教材等を開発するモノ作り企業として2019年に起業しました。また、2020年から始まったプログラミング教育に関する教員用指導書や書籍等の執筆、ワークショップや講習会の実施、ICT活用に対するコンサルタント等を通して地域や社会へ貢献することも目指しています。

相談のきっかけ

 黒板に罫線を引く作業を短時間で行うことができる「黒板罫線作製装置」を開発し、当該装置の権利化について窓口に相談されたのがきっかけです。

支援概要

 「黒板罫線作製装置」の特許出願の他、「ユーレカ工房」の商標登録出願、「フローチャート用テンプレート」の意匠登録出願を支援しました。また、創業したもののコロナ禍の影響で製品が思うように売れないとの課題に対して、補助金の申請、Webサイトの効果的な活用、教育機関だけでなく民間をターゲットとした商品の検討、入門用プログラミング教材と書籍のセット販売の検討や価格設定等についてよろず支援拠点と連携して支援を実施しました。その他、学校ICT化サポート事業者への登録の進言等、創業後も幅広い支援を継続しています。

支援成果

 「フローチャート用テンプレート」の意匠権の取得の他、プログラミング教育に関する教員向けの講習会の依頼があり、教材問屋からの仕事の依頼も入ってきました。知財を起点に積極的な事業展開を行うことができ、プログラミング教材の注文も増え、補助金の申請も通り、アルバイトも雇用できました。

企業コメント

 開発・製造をするにあたり、特許や意匠などを考慮しながら企業活動をすることが大切ですが、身近にこのような窓口があると、とても頼りになります。それ以外にも、販売や宣伝の仕方を真摯に考えて、県の団体との連携を取り入れていただくなど、スタートアップ企業にとって貴重な窓口です。

窓口担当者コメント

 同社代表は新潟県の教員用指導書を執筆する等、新潟県のプログラミング教育の一端を担っています。補助金の販促への活用を経て、新潟から全国へと教材の販売拡大を目標とされており、今後も新潟県よろず支援拠点と連携してご支援を継続していきたいと考えています。 (小野 力)

学校教材・デジタルコンテンツの企画販売事業の起業支援(621.0 KB)

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掲載年月日:2021年2月19日

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