窓口支援事例
有限会社三喜鶏園
商標

事業拡張に伴う発展的な店名変更

企業情報

所在地
群馬県高崎市
ホームページ URL
http://sanki-rantaro.com/
設立年
1969年
業 種
卸・小売業
従業員数
40人
資本金
750万円

企業紹介

 当社は、自社鶏園で採れた新鮮な卵を、関東圏の大手量販店に納めています。
また、古民家を改装した店舗「卵太郎」を経営し、自社鶏園で採れた卵を使ったシュークリームやバウムクーヘンを製造販売しており、地元の手土産が購入できるお店としてご愛顧いただいてます。

相談のきっかけ

 相談者は、菓子について「卵太郎」を商標登録していましたが、卵太郎店舗での取り扱い商品のバリエーションが拡大したことに伴い、他社の商標権との関係について一度整理したいと思い、窓口を訪問されました。

支援概要

 専門家(弁理士)の無料相談会では、当初、リスク回避の観点から、「卵太郎」を名称変更するようアドバイスを受けました。しかし、社長の思い入れのある名前であり、どうしても「卵太郎」の名を残したいとのことで、「卵太郎」の名を残しつつ新たな名称の商標登録出願にチャレンジすることになりました。

支援成果

 社長はじめ社員の方々に複数の新商標の候補を挙げていただき、専門家(弁理士)のアドバイスを受けながら、その中で最も登録可能性の高い商標を選出し、自力で商標登録出願手続きを行いました。 早期審査の結果、無事商標登録となり、「卵太郎」は「三喜卵太郎」として新たに生まれ変わりました。これを機に看板やパッケージを刷新し、評判も良く売り上げも好調です。

企業コメント

 商標登録後、早速、補助金を活用して、看板、パッケージを「三喜卵太郎」へ刷新しました。
以前は、おそるおそる商売をしていましたが、これからは胸をはって「三喜卵太郎」を名乗って商売していけます。

窓口担当者コメント

 相談者に納得していただける形で名称変更に成功し、支援担当としても大変嬉しく思います。「三喜卵太郎」の「三喜」は親会社の三喜鶏園からとったものであり、「卵太郎」の名に苗字がついて納まりが良くなった、と評判もいいようです。 
本件のように、時が経つにつれ事業内容が変化し、当初取得した商標権ではカバーできなくなっていた、というケースはよくありますので、窓口の方までご相談下さい。
(浅川 陽子)

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掲載年月日:2021年3月15日

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