当社は昭和30年頃初代永野宗重が久留米で永野商事を創業、その後2代目社長實藤俊和が大刀洗町で伝統工芸品の久留米絣や久留米織等の作業服の販売網を広げました。3代目實藤俊彦が縫製工場を創設し平成7年合資会社ロォーリングを設立。久留米絣と久留米織の技術を融合させた独自の生地を開発し、個性のあるオリジナル商品の研究開発を始め、被服、マフラー雑貨等を製造販売しています。
このマスクは、各界有名人の方々がつけて下さり、地場でも多くご使用頂いて、TV、新聞雑誌等で報道され売上は5割増となりました。利用者の要求に応じ永くお使い頂けて、愛着の沸く手仕事品を提案できれば、廃品の削減等のエコロジーにも繋がると思います。改めて商標権の個性ある表現の大切さを実感しました。知財総合支援窓口でのJ-PlatPatの活用や維持管理方法等をご指導いただいた結果だと思います。
同社とは、支援窓口の業務を始めてからの長いお付き合いとなっており、実用新案や商標等に関したご支援を行ってまいりました。企業理念である「人と環境に優しい物づくり」を目標に日々貢献されております。今後も特許料支払期限通知サービス等利用できるサービスを知財総合支援窓口でご支援していきたいと思います。
(花田 好子)
ブランディングと権利維持で売上増(651.5 KB)
掲載年月日:2021年5月24日