窓口支援事例
旭川あらかわ牧場合同会社
商標

マーケティングを商標権が後押しし、販路拡大や売上向上へ!

企業情報

所在地
北海道旭川市
ホームページ URL
https://asahikawa-arakawa-bokujou.com/
設立年
2015年
業 種
製造業
従業員数
1人
資本金
30万円

企業紹介

 当社は北海道のほぼ真ん中にある旭川市の一番北に位置する江丹別町にあります。夏は30℃を超え、冬はマイナス30℃を下回る厳しい土地ですが、牧場では牛たちの健康に配慮しストレスがかからないよう大切に育て良質な生乳を生産しています。チーズ工房では自家牧場産100%の新鮮な生乳を使ったこだわりのチーズを一個一個丁寧に作っています。

相談のきっかけ

 旭川市内で開催された特許庁のイベント「知財のミカタ~巡回特許庁in道北~」内で行われたINPIT北海道知財総合支援窓口の相談会を利用されたことがきっかけです。その際、当時すでに販売をされていたチーズブランドの商標出願についてご相談を受けました。

支援概要

 同社の主力商品であったチーズ「和乾酪(わかんらく)」の名称とロゴマークの商標出願にあたり、先願商標調査、他者の登録商標との類否判断基準等について説明しました。商標出願においては、すでに商標を使用していたことや他者の登録商標との非類似を早めに確認するために早期審査申請を支援し、早々に商標登録することができました。
 また、当時のパッケージでは商標が適切に表示されていないことをお伝えし、パッケージの刷新の際はアドバイスをもとに適切な表示に変更いただきました。

支援成果

 商標権の取得により自信を持ったこと、また使い方の助言を受けて商標権を適切に使用していることが確信できて百貨店への出店やコンテストへの応募をスムーズに行えるようになりました。「和乾酪(わかんらく)」シリーズは現在では季節限定も含め18種のラインナップを揃え、「昆布だし」、「燻り昆布だし」などは数々のコンテスト等でグランプリや金賞を受賞し販路拡大や売上向上にもつながっています。

企業コメント

 商標登録により安心して商標を使用できるようになったことで積極的なマーケティング活動ができており、「和乾酪(わかんらく)」が当社の代表的なブランド商品に成長していると感じています。新商品を検討する際にも事前に商標出願を行うなど商標権に対する意識も高まりました。

窓口担当者コメント

 商品の品質へのこだわり、新しいラインナップの開発、また積極的なコンテストなどへの応募など商品を広める企業の熱意があってこそ「和乾酪(わかんらく)」ブランドが成長しているのだと思います。同社の熱意と努力に役立てたことを嬉しく思います。 (山内 陽子)

マーケティングを商標権が後押しし、販路拡大や売上向上へ!(150.5 KB)

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掲載年月日:2023年3月17日

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