窓口支援事例
株式会社佐々商
意匠商標ブランド

新感覚!「畳の積み木」の知財保護、ブランド化支援

企業情報

所在地
大分県宇佐市
ホームページ URL
https://sasakitatamiten.com/
設立年
1973年
業 種
製造業
従業員数
8人
資本金
300万円

企業紹介

 当社は、1973年創業の畳の製造・販売業者です。確かな技術・安心の自社施工によりお客様に愛されてきました。 畳離れが進む中、国内産イ草を100%使用したスタイリッシュな「デザイン畳」や「衝撃緩衝型床材」の開発も行ってきました。地元の宇佐神宮御用達の店でもあります。2021年7月から新規事業として立ち上げたのが、畳素材を利用した積み木の開発、販売です。

相談のきっかけ

 相談者は、大分県産業科学技術センターの商品化プロデュース支援事業に採択され、「畳の積み木」の企画・開発に着手されてきました。当初は、知財制度の理解を深め、意匠や商標の知財保護を図りたいとの相談を受け、INPIT大分県知財総合支援窓口にて支援を開始しました。

支援概要

 大分県産業科学技術センターの商品化プロデュース支援事業に参画し、企画・開発段階から知財関連の支援を行いました。当初は、知財制度の説明を行い、理解を深められました。専門家(森田弁理士)のアドバイスを受けながら、ブランディングの検討や、商標の権利化の可能性などについてアドバイスし、名称の検討を通じて、商標出願・登録に至る支援を行いました。(登録商標第6682274号)
 また、意匠の権利化の可能性などについても、専門家や公設試のアドバイスを受けながら支援を行いました。

支援成果

 商品名称(たたみたす®)につきましては、商標登録を行うことができ、ホームページ、チラシ等への掲載を行い、取得した商標を活用して、ブランド戦略を推進され、上市されたあとの販売も好調です。ラインアップも充実させ、さらなる売上アップを目指されています。
 また、意匠についても検討を重ね、出願されました。

企業コメント

 新商品開発において、知的財産権は、重要な役割を果たすと痛感しました。「INPIT大分県知財総合支援窓口」の支援により、知的財産権の保護やブランド化を図ることができ、安心して販売できるようになりました。知財面のお悩みがありましたら、気軽に「INPIT大分県知財総合支援窓口」を利用することをお勧めします。

窓口担当者コメント

 同社は、新たな発想により、新商品の開発に挑戦され、知財の必要性を認識され、積極的に当窓口を活用されるようになりました。現在も、新たな商品開発を積極的にされており、知財の活用により、事業拡大の一助になるように支援を継続していきます。 (藤本 秀次)

新感覚!「畳の積み木」の知財保護、ブランド化支援(140.2 KB)

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掲載年月日:2023年9月21日

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