当社は新潟県産大豆100%・天然にがりを使用した手造りならではのとうふ・油揚げを製造販売しています。店主は全くの素人ながら後継者不在で畳んだ義父の豆腐店を3年後に復活させ、その後も菓子製造の許可を取得し、とうふスイーツの開発やとうふをメインとした料理教室の企画・開発にも取り組み、地域で大切に受け継がれた「京ヶ瀬豆富」を守り続けています。
豆腐、油揚げだけの商売からさらに付加価値をつけた商品を開発したいという思いで取り組んでいるなか、INPIT新潟県知財総合支援窓口に様々な面でサポートいただきました。近年、廃業する豆腐屋が増えていますが、前向きに頑張れる細やかなサポートが日々のモチベーションに繋がっております。
店主は「とうふマイスター」として料理教室を通じて、とうふ料理の可能性拡大に向け尽力されていらっしゃいます。2023年には公益財団法人食品等流通合理化促進機構主催の「優良経営食料品小売店表彰事業」の日本経済新聞社賞を受賞されました。これからも新メニューの開発など事業に貢献できるよう支援を継続し応援してまいりたいと思います。
(伊藤 里子)
蘇った「京ヶ瀬豆富」を発展へ!大豆加工品の売上拡大支援(120.5 KB)
掲載年月日:2024年3月11日