窓口支援事例
株式会社和廼舎(なごみのや)
商標ブランド

埼玉県産食材のハンバーグ商標登録支援

企業情報

所在地
埼玉県鴻巣市
ホームページ URL
https://nagominoya.jp/
設立年
2015年
業 種
宿泊・飲食業
従業員数
8人
資本金
100万円

企業紹介

 当社の太陽の光が降りそそぐ明るい雰囲気のレストランなごみのやでは、お客様に「笑顔になっていただく」「幸せな気持ちになっていただく」ことを最大の喜びとしており、テイクアウト、お取り寄せのサービスも提供しています。地元に根付いた魅力ある商品をお客様に届けたいとの思いから、埼玉県産の7つの食材の魅力が詰まった「咲いたまハンバーグ」を開発、販路拡大中です。

相談のきっかけ

 同社は「咲いたまハンバーグ」の商品開発に際し、埼玉縣信用金庫鴻巣支店(水谷支店長)、一般社団法人さいしんコラボ産学官(和田様)(以下、上記2機関を「さいしん」と略記)、埼玉県よろず支援拠点(大坪コーディネーター(CO)、齊藤CO)(以下「よろず」と略記)の支援を受けており、その途上で、よろずの大坪COからINPIT埼玉県知財総合支援窓口に商標保護の連携支援依頼があり、相談に至りました。

支援概要

 開発中の商品や「咲いたま」ブランドの展望をヒアリングし、出願商標や指定商品・指定役務の選択方法、先行商標調査について助言し、出願、登録を支援しました。よろずの大坪COは新商品設計、製造委託加工所の紹介、レシピ開発、関連法規(食品表記・栄養成分表記・アレルギー表記)対応を支援、齊藤COは、商品アピールの効果的な魅せ方・文章表現の工夫、パッケージ改良、催事販売の集客ノウハウ、テストマーケティングのコツや留意点、SNS等情報発信の改善、店頭での訴求方法等を支援しました。さいしんは、埼玉県内の食材生産企業の紹介、商品ブラッシュアップセミナー参加提案、オンライン販売の機会を提供しました。

支援成果

 「咲いたま」ブランドの商品展開を展望した権利内容でブランドロゴマークを商標登録できました(商標登録第6783481号)。登録商標はブランド育成の基礎のひとつとして、また模倣品対策として、商品パッケージやレストランWEBサイト、催事販売での使用が定着しています。2023年9月に上市し、同年11月にはしんきん圏央道アライアンス主催「にっぽんの宝物・圏央道の宝物セミナー&グランプリ2022-2023」におけるコミュニティ部門で審査員特別賞を受賞しました。商品アピール方法の改善を経てレストランのメニューで一番売れる商品になり、従来の2倍以上の売上げを達成しました。

企業コメント

 主原料が全て埼玉県産の商品開発を進めていくうちに、埼玉県を連想させるようなネーミングとして「咲いたま」が誕生しました。この度は皆様のお力添えのおかげで商標登録することができました。これからも地元埼玉の食材を使って、第二、第三の「咲いたま」ブランドを展開していきたいと考えています。

窓口担当者コメント

 レンジで温めるだけでOKの、ご飯と一緒に食べたくなる味のハンバーグで、同社からは催事販売での行列、完売のお知らせが次々届いています。埼玉県の名物として今後の成長が楽しみな商品です。 (清水 聡子)

埼玉県産食材のハンバーグ商標登録支援(137.5 KB)

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掲載年月日:2024年11月26日

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