企業情報
| 所在地 | 広島県広島市 |
|---|---|
| ホームページ URL | http://www.yokoyamaseimitsu.com/ |
| 設立年 | 1967 年 |
| 業 種 | 製造業 |
| 従業員数 | 17 人 |
| 資本金 | 1600 万円 |
企業概要
当社は、明治2 年(1869 年)広島市内で手縫い針の製造企業として創業し、広島県の伝統製品である手縫い針製造企業の一員として明治・大正・昭和の激動の時代を生き抜きました。その後も国内外で手縫い針、ミシン針等の製造、線材加工技術を生かした商品開発を継承しながら、現在に至っています。 現在のキーワードは「その先をデザインする」であり、これまでに培った技術を基盤とし、プロダクト開発や提供にとどまらず、事業の仕組みづくりを合わせて提案する企業を目指しています。さらに、将来を担う方にとっての働き方の提案企業としても日々挑戦しています。
自社の強み
当社は、線材加工と樹脂加工技術を用いて、文具、接着用ピン類等をOEM商品として供給しながら、独自の商品さらに社会課題の課題の解決に繋がる商品開発も行っています。 OEMであっても、従業員の創意工夫に基づくODM(Original Design Manufacturing)の提案企業として、お客様から高い評価を受けており、右図に示す「プレミアムプッシュピン」は、優れたデザインとして「第14回ひろしまグッドデザイン奨励賞(プロダクト部門)」を受賞しました。2021年12月現在、特許出願5件、意匠登録6件、商標登録6件と多数の権利を取得しています。
一押し商品
右図は、「50年後の寝たきり人口の低減」のために、当社独自の発想と広島大学、プロのアスリート等との共同開発で生まれた、健康グッズ「Stretch Sox」です。毎日継続可能な商品として開発したもので、特許出願1件、商標権2件で保護しています。本商品の普及に関しては、将来を担う若者達と共創して活用ソフトの開発を行い、このような活動が広島県の2021年度「D-EGGS」に取り上げられました。本商品の「マクアケ」によるテスト販売状況は良好で、ネットでも販売しています。
知財総合支援窓口活用の概要(記:窓口担当者)
窓口活用のきっかけ
同社が知財活用に熱心であることに着目し、海外商標の支援をきっかけとして継続的に支援を行ってきましたが、あるとき「職務発明規程を策定したので相談に乗って頂きたい」との依頼がありました。
最初の相談概要
同社社長は発明意欲を持った社員のモチベーション向上に繋がる仕組み作りを行いたいとのご意向があり、策定に取り組まれていました。自社で作成した規程案を見せて頂いた結果、幾つか修正する方が良いことと、規程整備に精通した専門家の活用を提案しました。その後、4 回の専門家派遣を通じて、同社に合った職務発明規程を策定され、策定後はすぐに意匠権に関する事例に対して適用されています。
その後の相談概要
その後、同社が開発する商品に対する適切な知的財産権(特許権・実用新案権・商標権・意匠権)の選定相談や、意匠権、商標権の登録出願方法、著作権に関する考え方等、知的財産権全般に対して相談を受けており、「中小企業の知的財産部」のように様々な課題解決のサポートを行っています。
窓口を活用して変わったところ
同社は、知的財産の活用に熱心な企業ですが、専門的な相談相手に巡り会われなかったためか、当初は知的財産に関し必ずしも十分には理解されていなかった部分も見受けられました。現在では、知的財産全般に関する知識を習得されて、従業員にも知的財産教育を積極的に行っておられ、知的財産に対する重要性の認識を高められています。
企業からのメッセージ
知財総合支援窓口には、知財関連の相談から実用化まで充実した支援を頂いています。とりわけこの度の職務発明規程の策定から運用までの支援は、高い専門性と情熱をもって取り組んで頂き、社内外からも高く評価して頂ける規程を備えることができました。今後の事業を支える取組みとして最大限に活用したいと考えています。
窓口担当者コメント
同社は、先代社長の時代から知的財産の取得・活用には熱心に取り組んでおられたが、発案が経営層主体であったと聞いています。今回の職務発明規程を着実に運用されることにより、従業員の創意工夫に対するモチベーションの更なる向上に繋がり、提案型企業として飛躍されることを期待しています。