窓口支援事例
合同会社Relier(ルリエ)
特許意匠商標

独自のアイデアで教育現場の問題解決に貢献する知財戦略支援

企業情報

所在地
大阪府寝屋川市
ホームページ URL
https://doremihiroba.com
設立年
2023年
業 種
製造業
従業員数
3人
資本金
100万円

企業紹介

 当社は独自のアイデアを駆使して開発した教具や音楽教材等の販売を軸に、教育現場における教師の激務を軽減し、先生と子ども達が向き合い「質の高い教育」を提供できる環境創りを目指しています。黒板に複数の平行線が一度にひける「チョークライナー®」は、特許・商標・意匠取得済み(特許第5997412号、意匠登録第1645274号、商標登録第6182265号)で、授業の準備を軽減できる音楽教材等は「どれみの教材シリーズ」として現在ブランディングを進行中です。

相談のきっかけ

 代表者の家族からの相談をきっかけに開発した「チョークライナー®」でもの作りに興味を持たれ、ものづくりビジネスセンター大阪(MOBIO)の展示場を訪問されました。その際、INPIT大阪府知財支援窓口を知られ、支援を開始しました。現在「チョークライナー®」を含め合計5つの権利を取得されています。

支援概要

 まず、特許、商標、意匠についての説明や先行調査手順などの基本的なアドバイスを行いました。その後、権利毎に適切な専門家(弁理士)を活用いたしました。
 また、「チョークライナー®」の商標取得後に、他者の無断販売による権利侵害を発見しました。その際にも「チョークライナー®」の販売に支障を来さぬよう的確な支援を行いました。 

支援成果

支援の結果、他者による販売を中止させることができました。また、日本政策金融公庫発行の「調査月報」(2021年12月号)に「未来を拓く起業家」として取材を受けられました。その後、日本政策金融公庫総合研究所発行の「2022年度版新規開業白書」へも転載されました。さらに、2022年1月には教育専門全国紙「教育新聞」に掲載されるなど、メディアにも注目されています。

企業コメント

 当時、教師であった息子が感じた「授業の中での不便」から開発、商品化した「チョークライナー®」に関し、自身が主婦(個人)であったにも関わらず大手企業との契約に至った背景には、知財権を有していた事で信用が生まれたことが大きな要因として挙げられると思います。INPIT大阪府知財総合支援窓口の上村様には知的財産の重要さをご指導いただき、手厚い支援をいただけたことには『感謝』の一言に尽きます。

窓口担当者コメント

相談者の知財に対する関心が高く、個人→個人事業主→法人化とステップアップされています。
知的財産権を有効に活用されており、今後も支援を続けていきたいと思います。 (上村 孝二)

独自のアイデアで教育現場の問題解決に貢献する知財戦略支援(117.7 KB)

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掲載年月日:2023年7月 7日

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