窓口支援事例
株式会社マリンナノファイバー
商標ブランド

大学発ベンチャー企業!新素材を活用した製品のブランド化支援

企業情報

所在地
鳥取県鳥取市
ホームページ URL
https://www.marine-nf.com/
設立年
2016年
業 種
製造業
従業員数
16人
資本金
1憶7,500万円

企業紹介

 当社はカニ殻由来の新素材「キチンナノファイバー」に関する製品を研究開発・製造販売する、鳥取大学発ベンチャー企業としてスタートしました。
 鳥取発の新素材「キチンナノファイバー」を困っているあなたに届けたい、そして鳥取を元気にしたい。それが当社の願いです。

相談のきっかけ

 職務発明規程の整備について相談を受けたことがきっかけで、INPIT鳥取県知財総合支援窓口での支援が始まりました。

支援概要

 まず、職務発明規程の整備について、職務発明専門家(今村孝氏)を活用して職務発明制度の概要や手続きの流れなどを支援しました。
 次に、同社製品である「マリンナノファイバー」シリーズや「カニダノミ」シリーズに使用している文字やロゴについて商標出願することの重要性を説明し、ブランド化の推進について支援しました。その中で専門家(森寿夫弁理士)を活用し、商標制度や他社商標との関係について一般的な説明をするなどの支援も行いました。

支援成果

 当窓口の支援の結果、同社は職務発明規程を整備し、また、「マリンナノファイバー」シリーズのハンドジェルについて使用する商品名「イータ」と「η」の二段書きの商標権も登録できました。(商標登録第6690645号)
 それにより、通常廃棄されることが多いカニ殻由来の「キチンナノファイバー」を人や動物に対して安心して使うことができる製品に活用して、市場に提供することができました。

企業コメント

 創業当初より知的財産に関してご支援いただきました。知的財産の専門性のある人員を確保することが難しい中小企業にとって、気軽に相談できる窓口があることは大変心強いことでした。取得した商標権を生かし、事業展開を行うことができています。

窓口担当者コメント

 同社は、鳥取大学発のベンチャー企業として設立した当初から、常に知的財産を考慮しながら、人や動物にやさしい製品を多数開発して製品化してきました。今後も、知的財産重視の経営を続けて欲しいと思います。 (田渕 一十志)

大学発ベンチャー企業!新素材を活用した製品のブランド化支援(113.5 KB)

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掲載年月日:2023年10月23日

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