窓口支援事例
きらぼしファーム
商標ブランド

きらぼしベリーのブランド確立と販路拡大

企業情報

所在地
石川県小松市
ホームページ URL
https://kiraboshiberry.com
設立年
2020年
業 種
農林水産業
従業員数
2人
資本金
-

企業紹介

 当ファームは、ブルーベリー栽培・狩り好きが高じて自分が本当に美味しいと思うブルーベリーを毎年食べたいとの想いから始めました。また、ブルーベリー栽培や種々のブルーベリー関連商品の開発・販売を通じ、たくさんの人とのつながりや現在の栽培方法に出会い、納得のいくブルーベリーを作ることを目指しています。

相談のきっかけ

 同ファームは、2020年からブルーベリー栽培・販売の準備を始めました。そこでブルーベリー商品の「ブランド」を大切に育てていきたいと考え、ブランドの保護や強化のためにどのようなことをすれば良いかを知るためにINPIT石川県知財総合支援窓口を訪問されました。

支援概要

 同ファームで栽培されたブルーベリーのブランド保護のために、商標制度について説明しました。商標案として文字やロゴを含む商標の候補の検討方法や先行商標の調査方法について助言しました。出願商標や指定商品も決まったことから、商標登録出願に当たり電子出願を希望されたため、窓口端末での出願支援をしました。早期に審査結果を得たいとのことから早期審査手続の支援も行いました。
 また、クラウドファンディングへの企画・応募を通し同ファームの周知や栽培したブルーベリーを材料としたコラボ商品の提供などの計画もあったことから、同ファームが提供するサービスに対する商標登録出願についても支援しました。

支援成果

 「星碧果実 -きらぼしべりぃ-」と名付けたブルーベリーの図形商標は、早期審査により3か月で審査結果が届き、半年で登録されました(商標登録第6811937号)。クラウドファンディングのお客様へは小松市内の老舗和菓子店とのコラボ商品を提供する予定があったため、ブルーベリーの商標を知っていただきブランドアピールする良い機会になりました。
 また、同ファームの併設カフェが2024年にオープンし、体験型サービスとしてブルーベリー狩りなども始まったことで多くのお客様に多くの珍しい品種を食していただくことで、「きらぼしファーム」(商標登録第6840253号)をアピールすることができました。

企業コメント

 商標について考え始めたのは大手百貨店様からの「きらぼしべりぃ」のブランド化への助言がきっかけでした。ネットで調べてもよくわからず、どうやって自社ブランドを守れるのか、どんな手段が有効なのか悩んでいました。対面で相談に乗っていただき、調査等のサポートもあり大変力になっていただきました。思い入れのあるブランド名をロゴも含めて商標登録ができ、本業に没頭できる一助になりました。ありがとうございました。

窓口担当者コメント

 同ファームの体験型サービスで多くのブルーベリーの品種をお客様に知っていただくことで更なる商品の訴求力を高め、ブランド強化のための知財活用に注力いただくことを期待したいと思います。 (原 正明)

きらぼしベリーのブランド確立と販路拡大(186.0 KB)

このページを印刷する

掲載年月日:2025年4月17日

トップに戻る
  • 特許庁
  • 経済産業省
  • 独立行政法人
  • 知的財産相談・支援ポータルサイト
  • よろず支援拠点