企業情報
| 所在地 | 宮城県遠田郡美里町 |
|---|---|
| ホームページ URL | https://www.koganesawa.com/ |
| 設立年 | 1902年 |
| 業 種 | 製造業 |
| 従業員数 | 5人 |
| 資本金 | 3,550万円 |
企業紹介
明治35年(1902年)、初代が宮城県涌谷町で創業しました。日本最古の金の産地である涌谷町でお酒造りを始めたことにちなみ、銘柄を「黄金澤」としました。全国新酒鑑評会の金賞を17年連続で受賞している伝統的な山廃仕込み製法が特徴である日本酒の製造・販売の蔵元です。
相談のきっかけ
知財の相談会に参加いただいたことをきっかけとしてINPIT宮城県知財総合支援窓口の支援がスタートしました。「黄金澤」ブランドは17年連続で金賞を受賞した実力があるブランドではあるものの、県内でも未だ知名度向上の余地があることをお聞きしました。そこで、日本酒に対するブランディングや海外展開の基礎事項などに関する支援を行いました。
支援概要
INPIT知財戦略エキスパート(松島氏)やブランド専門家などの支援を行いました。特に自社の強みや10年後の将来像からの思考を整理し、ブランドについて何度も検討いただきましたが、支援を進めることで自社ブランド像が確立され明確となっていきました。そして小規模事業者持続化補助金も活用いただいて日本酒ラベルのリニューアルにも取り組まれました。 並行して独立行政法人日本貿易振興機構の海外販路開拓支援も活用して、取引先候補を専門家と共に検討しました。その際に米国ニューヨーク州の資格も有する専門家(星大介弁護士)による契約書のひな形支援も実施しました。加えて、宮城県よろず支援拠点(佐藤チーフコーディネーター)に連携依頼し、初回は3者が同席する形式で支援を開始し、販路開拓の支援も実施しました。
支援成果
独立行政法人日本貿易振興機構から紹介があった海外の取引先との商談に加え、現在、数社と商談が進行中です。米国は2025年10月から、タイには11月から輸出する予定です。2024年度には、専門家(増田綾香弁理士)の助言で新しい書体の「黄金澤」を国内外に商標出願し、日本においては登録となりました(第6869151号)。海外の商標出願では、海外出願支援事業の補助金を活用して海外(ベネルクス・中国・韓国・シンガポール・米国・台湾)にも出願を完了し、取引国や商談国でブランド名の保護に向けた審査が進行中です。 また、日本酒ラベルのリニューアルの効果もあって、国内販売店からの引き合いも増加し、前年比で売上が110%になりました。
企業コメント
ブランディングや海外のビジネス制度・知的資産制度などの様々な専門性を有する専門家の指導を受けることができ参考になりました。ブランディングや海外展開で迷ったときには、INPITの窓口に相談することもお勧めします。
窓口担当者コメント
何でも学んで挑戦しようといった積極性と向上心を持たれた相談者でした。そのため、専門家からの様々な指導もすぐに吸収して事業に活用いただけたように思います。これからも、今までのブランディングに加え新商品開発等も支援させていただければと考えます。