窓口支援事例
株式会社クリエックス
特許事業・経営

知財を武器に、商品開発から技術指導ビジネスへ

企業情報

所在地
愛知県一宮市
ホームページ URL
https://creax-pack.com/
設立年
2024年
業 種
製造業
従業員数
1人
資本金
300万円

企業紹介

 当社は、40年の製造現場で培った「現場の知恵」を知的財産へと昇華させ、価値創造を行う企業です。特許製品であるラップホルダ『WRAPSTAR(ラップスター)』をはじめ、多数の特許や意匠権を取得・活用した独自性の高い自社製品の開発・販売を主軸としています。また、これらの知財戦略のノウハウを生かした技術コンサルティングを通じて、お客様のニーズに合わせた独自のアイデアを提案し、商品開発支援や、現場の効率化・権利化を支える業務を行っています。

相談のきっかけ

 同社は、独創的なアイデアを権利化したいとの意向を持っていましたが、費用を抑えつつ適切に権利を保護する手法を模索されていました。そのような折、知人の紹介をきっかけとして、コスト面を含めた権利化への道筋について具体的な助言を求めるべく、INPIT愛知県知財総合支援窓口に相談に来られました。

支援概要

 発明の検討段階からの支援や専門家相談を通じ、特許第7405461号に加え、弁理士(瀧川彰人氏)による意匠戦略の支援を含む意匠6件、商標1件の権利取得による知財ミックスを実現したことで、製品価値の向上と参入障壁の構築を図り、展示会出展や新商品上市につなげたほか、弁護士の活用による契約整備や愛知県よろず支援拠点等との連携によって、BtoB・BtoCの両面で販路拡大を推進されました。

支援成果

 業務用ラップは、使用中にフィルムが巻き戻ることや、先端が見失われやすいことから、調理現場において作業効率の低下や資材ロスが課題となっていました。同社は、巻き戻らないキャッチプレート(特許技術)を中核とした「ラップスター(業務用ホルダー・プレート)」を開発。フィルムの先端をつかみやすくするフラップ機能を組み合わせることで、ラップの取り出し動作を安定させ、作業効率の向上と資材ロスの削減を実現しました。更に業務用ホルダーには、つり下げ可能なフック機能を搭載し、設置環境の自由度を高め、作業導線の最適化にも貢献しています。本製品の開発にあたっては、特許取得による技術的優位性の確立に加え、専門家支援を活用した知的財産戦略を推進。その結果、発明学会での優秀賞受賞や、BtoB市場における受注機会の拡大といった具体的な成果につながっています。

企業コメント

 製造現場の課題から生まれた「ラップスター」の開発を通じ、技術やアイデアを事業として成長させるには、知的財産の視点が不可欠だと実感しました。同窓口の支援により、自社技術の価値を整理し、特許として守るべきポイントや活用の方向性を明確にできたことは大きな成果です。事業と知財を一体で考えたい企業にとって、同窓口は心強い存在だと感じています。

窓口担当者コメント

 当社は開発に終わりがないのでは?というくらい改善を追及され、様々な工夫を生み出されており、併せて知財化もされています。アイデア商品にとどまらず、技術指導コンサルタントとしても歩みを始められました。さらなる飛躍に向けて引き続き知財面からの支援を続けたいと思います。 (寺尾 千賀子)

知財を武器に、商品開発から技術指導ビジネスへ(190.3 KB)

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掲載年月日:2026年2月19日

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