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支援事例

北陸をつなぐ新ブランドの基盤づくり

株式会社DesignStore

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企業情報

所在地 石川県能美市
ホームページ URL https://designstore-s.com
設立年 2007年
業 種 技術サービス業
従業員数 4人
資本金 250万円

企業紹介

 当社は2005年に創業し、グラフィックやプロダクトなど様々なデザインの受注と環境に優しい木製品の製作を行っております。また、漆器では珍しい能登ヒバを使用したタンブラーで「輪島塗」「山中塗」「越前塗」、各産地の魅力を味わっていただけるオリジナルシリーズを商品化しました。「伝統工芸」×「デザイン」で現代のライフスタイルにあわせたものづくりをしております。

相談のきっかけ

 同社が企画した、能登ヒバを素地とし、複数の伝統工芸産地の工房が塗りを手掛ける漆器ブランド「THE EASTON」について、商標登録の相談がINPIT石川県知財総合支援窓口にありました。取扱いが難しい能登ヒバを素地に採用し、更に複数の伝統工芸産地をプロデュース。その魅力を同社ならではの高いデザイン力で表現したことで、当初から高い評価を受け、注目を集めていました。

支援概要

 最初に開発したタンブラーは既に展示会に出展されていたため、まずは商標登録をサポートしました(商標登録第6943899号)。
 その後、協業先との契約関係の整理を提案しました。さらに、ブランド価値の明確化や新商品であるカップ&ソーサーの権利化などの課題があったため、これらを短期間で集中的に支援する目的で中部経済産業局の「知的財産経営ハンズオン支援事業」への応募を提案し、採択されました。
 同事業では弁理士及び中小企業診断士から、ブランド価値や協業先の商慣習をふまえた契約書ひな型の検討や、新商品の権利化について支援を受けました。当窓口も、契約書の実用化に向けて、弁護士とともに支援を行いました。

支援成果

 新商品であるカップ&ソーサーは、日本弁理士会「特許等出願等復興支援制度」を活用して意匠登録出願を完了したことで、展示会への出展やバイヤーへの提案を積極的に進めています。併せて商標登録が完了したことで、安心して事業を進められるようになり、ブランド価値が明確になったことで、戦略的な販路開拓が可能となりました。その結果、取引が拡大し、支援前と比べて売上げが向上しました。
 また、協業先との間で秘密保持及び製造委託に関する契約を締結しました。これにより商品の供給体制が安定し、事業の持続性が高まりました。また、契約書の自社ひな型を整備したことで、新たな協業候補先に対し、主体的に契約の提案を行えるようになりました。

企業コメント

 当初、ロゴマークの制作の際に独自性や商標登録などを相談いたしました。そして、「知的財産経営ハンズオン支援」に採択していただき、知財や著作権の取扱いを学ぶことができました。また、ターゲットを絞り、販路の開拓先を明確にし、商品の魅力を磨き上げることなど、ブランドの立ち上げ時に大変貴重なアドバイスをいただきました。親身に相談にのっていただいたご担当者様や素晴らしい支援をしていただいた皆様にとても感謝いたしております。

窓口担当者コメント

 パッケージや宣材写真の美しさから、デザイン会社としての強みを感じました。また、複数産地のプロデュースという難しさの中でも、関係者の話に丁寧に向き合う姿勢が印象的でした。今後も事業の発展に向けて継続的にサポートいたします。

山岡 佳代のプロフィール写真
山岡 佳代