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支援事例

高級メロンパンを支える知財戦略

鹿島製菓株式会社

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企業情報

所在地 茨城県神栖市
ホームページ URL https://fariner.jp
設立年 1970年
業 種 製造小売業
従業員数 10人
資本金 2,500万円

企業紹介

 当社は茨城県を拠点に和菓子店「幸鹿堂」とパン工房「ファリーナ」を運営し、地元産農産物を活用した和洋菓子やパンを製造・販売する企業です。地元のクインシーメロンを生地に練り込みカスタードを挟んだ「究極のメロンパン」や「秘密のメロンパン」に加え、茨城県産の栗菓子や最中、県産のさつまいもを使用した和菓子など、地域特有の素材を前面に出した商品を展開しています。

相談のきっかけ

 同社がメロンパンのパッケージの相談に、茨城県よろず支援拠点(宮田貞夫チーフコーディネータ)へお伺いしたところ、当該コーディネータから評判の良いメロンパンの名前の権利化を薦められ、INPIT茨城県知財総合支援窓口を紹介していただき、支援が始まりました。

支援概要

 当メロンパンの名前の権利化に向け、先行商標の調査、商標登録出願から登録(第6099848号、第6924958号)まで、必要に応じて専門家(百武幸子弁理士)を活用し、助言を行いました。また、登録商標を含むパッケージのデザインに関しては、茨城県よろず支援拠点(デザイナーのコーディネータ)を活用し支援を行いました。一方、当メロンパンを製造し、当包装デザインで販売を希望する事業者に対し、ノウハウを保護するための秘密保持契約(NDA)やライセンス契約等の助言、また、ふるさと納税出品に関する覚書等の助言に関し、必要に応じて専門家(長瀬佑志弁護士)を活用して助言を行いました。

支援成果

 茨城県よろず支援拠点、弁理士、弁護士等と連携支援を行ったことにより、次の成果につながりました。「究極のメロンパン」という登録商標・ブランドで広く認知されることにより、(1)NDA及びライセンス契約を相手側と締結することで安心してビジネスができ、売上・収益向上につなげられた。(2)テレビや雑誌など各種メディアにも紹介され、地元のふるさと納税返礼品の採択、JRの駅構内や県内の道の駅等の販売につなげられた。(3)収穫量27年連続日本一を誇る茨城県産メロンの果汁と果肉を使って生地を練り上げたこだわりの当メロンパンに仕立てることにより、地域貢献につなげることができました。

企業コメント

 知財についての知識に乏しく、当社単独での対応に躊躇していた際、基礎的な説明から専門家の先生のご紹介までとても親切にご対応いただき、権利を守りながら販売する方法を学ぶことができました。また、販路拡大にもつながり、とても感謝しています。

窓口担当者コメント

 他社にはない味、風味を備えた究極のメロンに対する同社の熱い思いが売上・収益の向上につながっていると思います。今後も引き続き、各関連機関と連携をしながら支援を行っていきます。

鈴木 将司のプロフィール写真
鈴木 将司